生協は国民の約5人に1人が加入する「協同組合」であり、消費者一人ひとりが出資し、協同で運営・利用する組織です。
そして私たち日本生活協同組合連合会は、全国約300の生協の事業と活動を支え、連帯強化に取り組んでいます。
私たちの仕事は、地域別マーケティングから商品開発、受発注管理や納品・物流管理、品質保証と多岐にわたりますが、それらは決して利潤を追求するために行われるものではありません。
人々が暮らしの中で抱くさまざまな思いを実現し、人々の暮らしの中にあるさまざまな課題を解決することこそ、私たちの使命なのです。
私たちの生活の中には、常に解決すべき課題が多く存在し、それは今後も決してなくなることはありません。私たちのたゆまぬ挑戦と、時代に即した変革は、今後も変わることなく必要とされることでしょう。
この大きな使命を自分事として捉え、自ら挑戦して行ける人材を、私たちはお待ちしています。
従業員数 | 1,447名(2022年度末) |
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会社名 | 日本生活協同組合連合会 |
ホームページURL | |
設立日 | 1951年3月20日 |
代表者 | 代理理事会長 土屋 敏夫(つちや としお) |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-29-8 コーププラザ |
供給高 | 4,356億円(2022年度末) |
出資金 | 91.9億円(2022年度末) |
事業内容 | 【商品事業】コープ商品の企画・開発~全国の生協への供給/【通販事業】カタログ・ギフト等、チラシ・WEB媒体を用いて展開/【活動推進】会員生協の事業支援・全国生協の連合会として社会的取り組みの推進 |
コープの愛称で親しまれる生協。正式には、生活協同組合といいます。「協同組合」とは、同じ目的を持つ人々の結びつきによって生まれた、非営利組織のこと。私たち“生活”協同組合は、「暮らしを豊かにしたい」と願う人々が、自発的に手を結んだ組織と言い換えることができるでしょう。ですから、今や約3,017万人にのぼる組合員は、ただのお客様ではありません。生協に出資をする共同所有者であり、よりよい暮らしを実現するという目的を持った、一員なのです。トップダウンでも一方的でもなく、一人ひとりが参加できる組織。そんな生協の、事業や商品一つひとつが、組合員が持つ想いや願いから生まれています。
COOPのお店や、トラックで自宅まで配達してくれる。これが、多くの人がイメージする生協ではないでしょうか。生協で取り扱っているプライベートブランドの【コープ商品】は、日本生協連が企画・開発し、全国の生協へ供給しています。食品を中心に、日用雑貨や化粧品まで、その種類はなんと約5,400品目。また最近では、IT技術を活用した配送・注文システムの改革を進めるなど、より便利で高機能なサービスの展開に力を入れています。一方で失くしてはならないのが、人のぬくもり。例えば地域の生協の宅配担当は、地域の見守り役として防犯活動に貢献したり、一人暮らしの高齢者のSOSをキャッチすることもあります。人と人とのつながりが薄れていく地域社会の中で、高齢者や障がい者、子ども、あらゆる人々が安心してくらせる社会を目指しています。
私たち日本生協連は、2018年、「コープSDGs行動宣言」でSDGsの実現に貢献することを約束しました。「生協の21世紀理念」で掲げた持続可能な社会の実現に向けた取り組みをさらに加速しています。生協は、市民が参加する事業を通じてくらしの願いを実現し、社会的な問題解決のために活動し続けてきました。この協同の社会システムの広がりが、お互いに認め合い助け合う関係をつむぎ、笑顔あふれる社会を実現していく力となります。組合員と生協で働く誰もが活き活きと輝く生協をつくりあげ、「生涯にわたる心ゆたかなくらし」、「安心してくらし続けられる地域社会」と、「誰一人取り残さない、持続可能な世界・日本」の実現をめざし、日本の生協の2030 年ビジョンを掲げます。私たちは、それぞれの地域で世帯の過半数を超え、より多くの人々がつながる生協をつくりあげ、新たな挑戦の10 年へと踏み出します。
【誰ひとり取り残さない】当たり前の「しあわせ」を創造できる世の中の実現に向けて、一緒に働いてみませんか?
日本生協連の説明動画です。使命と挑戦をテーマに、業界や事業についてまとめています。10分程度の動画ですので是非ご視聴ください。