HORIBAは、「はかる」技術を通じて社会課題の解決に貢献することを変わらぬ使命とし、オンリーワンの技術を日々追求しています。
従来の自動車、環境・プロセス、医用、半導体、科学の5つの事業をコア技術を基盤に再編し、新たに<エネルギー・環境><バイオ・ヘルスケア><先端材料・半導体>の3つのフィールドに分けて注力していきます。
これにより、経営基盤の強化を図るとともに、コア技術をさらに深め、新たな事業領域の発掘やイノベーションの創出を目指していきます。
◆世界中のあらゆる領域に「はかる」力で「わかる」を創る
HORIBAは75年前に京都の学生ベンチャーとして創業した総合分析計測機器メーカーです。HORIBAブランドの「はかる」技術と製品は、今や世界中の人々の「社会」「環境」「健康」の発展に関わる様々な分野の最先端現場に浸透し、グローバル企業としての独自性を確かなものにしています。
「はかる」技術の力で世の中の目には見えない事象を「わかる」ようにすることがHORIBAの使命です。
◆社是「おもしろおかしく」を掲げ「人財」の力で成長を続ける
どれだけ会社規模や事業を拡大させても、創業当初のベンチャースピリットを色濃く残すHORIBAが掲げる社是は「おもしろおかしく」。このユニークな社是には創業者の、社員ひとりひとりが自分の仕事にプライドを持ち、仕事を通じてかけがえのない人生の満足度を高めてほしい、という想いが込められています。
設立日 | 1953(昭和28)年1月26日 |
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従業員数 | (単体) 1,510名 (連結) 8,665名 ※2023年12月期 |
会社名 | 株式会社堀場製作所(HORIBAグループ) |
代表者 | 代表取締役会長兼グループCEO/堀場 厚 代表取締役副会長兼グループCOO 齊藤 壽一 / 代表取締役社長 足立 正之 |
所在地 | 京都市南区吉祥院宮の東町2 |
資本金 | 120億1千1百万円 |
ホームページURL | |
事業内容 | ◆分析計測機器の製造、販売 ◆分析・計測に関する周辺機器の製造販売 ◆分析・計測に関する工事、その他の建設工事ならびにこれらに関する装置・機器の製造販売 |
自動車領域で世界シェア80%の「エンジン排ガス測定装置」、半導体領域で世界シェア60%の「マスフローコントローラ」、科学領域で世界シェア30%の「ラマン分光分析装置」(いずれも当社調べ/2023年12月時点)など、世界の様々な市場で存在感を示すHOROBA。私たちは、これまでの5事業で培ってきたコア技術を統合し、3つのフィールド【エネルギー・環境】【バイオ・ヘルスケア】【先端材料・半導体】へと事業を再編しました。この新たな体制により、HORIBAはグローバル市場での競争力をさらに強化し、持続可能な社会への貢献を目指します。
HORIBAは、社員ひとりひとりが主体的にチャレンジできる環境を大切にしています。社是である「おもしろおかしく」は、前向きに仕事に取り組むことで人生の満足度を高めてほしい、という創業者の願いが込められており、これが若いうちから積極的にチャンスを与える風土を支えています。例えば、入社数年で新製品開発のプロジェクトリーダーを任されたり、社内の制度を利用して海外にチャレンジするチャンスがあります。また、「オープン&フェア」「加点主義」「2wayコミュニケーション」の人事方針や、多様性のなかで学び合える環境、HORIBA COLLEGEなどの研修プログラムを通じて技術力やスキルを磨けることも、若手の成長と活躍を後押ししています。
HORIBAは研究開発企業型の企業として、コンスタントに売上高の7~8%を研究開発費に投資し、「はかる」技術を進化させてきました。コアとなる技術は【赤外線計測】【ガス流量制御】【粒子計測】【分光分析】【液体計測】の5つです。これらのはかる技術に「データサイエンス」「AI」「IoT」などをかけ合わせ、新たに再編した3つのフィールドへと展開していきます。また、【エネルギー・環境】フィールドでは水素やアンモニア等の新エネルギー向けビジネス、【バイオ・ヘルスケア】フィールドではライフサイエンスビジネス、【先端材料・半導体】フィールドでは半導体産業向けの新ソリューションビジネスと、新規ビジネスにも積極的に技術投資をしていきます。