こんにちは、ワンキャリ編集部です。
ワンキャリ編集部が総力を挙げて紹介する【最新版:業界研究】。
今回は、電通、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ(以下:博報堂)、サイバーエージェント(以下:CA)、ADKホールディングス(以下:ADK)、JR東日本企画の計5社の特徴や社風についてお伝えします。
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<目次>
●広告代理店とは? 収益・事業モデルを解説
●広告代理店の種類
・総合広告代理店
・専門広告代理店
・ハウスエージェンシー
・IT広告代理店
●広告代理店業界の動向
・全体の動向
・国内市場の衰退と海外展開
・新技術の導入
・インターネット広告の発達
●広告代理店の5つの職種
・営業
・ストラテジックプランナー
・クリエイティブ
・セールスプロモーション
・メディア
●広告代理店大手5社の業績比較・順位(収益/営業利益/営業利益率)
●広告代理店大手5社の事業の特徴・強み
・電通:業界最大手、国際的な仕事に関わる広告代理店
・博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ:国内外で高評価。徹底して生活者発想を追求する
・サイバーエージェント:幅広い事業領域、若手のうちから挑戦できる環境
・ADKホールディングス:圧倒的なコンテンツ力、海外への発信力を強化
・JR東日本企画:ハウスエージェンシーの代表、JR東日本の圧倒的な空間を活用
●広告代理店大手5社の社風の違い
・電通:高いプロ意識が求められる。活発で主体性がある社員が多い
・博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ:「個」を尊重し合う文化が根付く。クライアントファーストの社風
・サイバーエージェント:若手を抜てきする制度が充実。成長機会が多い
・ADKホールディングス:穏やかな人柄と論理性が重視される社風
・JR東日本企画:一人一人が幅広い業務を担い、個人の主体性を重視
●広告代理店大手5社の平均年収・平均勤続年数・平均年齢
●広告代理店業界で働く魅力・やりがい
・作成した広告が広く発信される
・新技術やインターネットの発達で将来性がある
・幅広い業界の人と一緒に仕事ができる
●広告代理店業界大手5社の選び方
・自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう!
・情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用しよう!
・ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用しよう!
・手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ!
・企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ!
・就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう
●広告代理店業界大手5社の求める人物像・選考対策
・大手広告代理店が求める人物像
・大手広告代理店の選考対策
●広告代理店以外の業界研究記事
広告代理店とは? 収益・事業モデルを解説
広告代理店の「代理」は、「広告枠の売買を代理していること」が由来です。現代の広告は、広告主(=広告を出したい企業)がテレビや新聞などのメディアが提供する広告枠(=広告を載せる場所)を買い、そこで広告を出して宣伝を行うというのが一般的なシステムになっています。広告代理店は、広告主が広告枠を探す際にその広告枠の売買を仲介し、その手数料をもらうことで収益を上げています。
広告代理店の種類
広告代理店は、企業の広告戦略を支援する重要な役割を担っており、さまざまな種類があります。ここでは、広告代理店の種類とその特徴について詳しく解説します。
総合広告代理店
総合広告代理店は、テレビや雑誌、インターネットなど、さまざまなメディアを活用して広告を展開する代理店です。このタイプの広告代理店は、クライアントがPRしたい商品やサービスに最適な媒体を選定し、その特性に合わせた広告の制作と販促活動を行います。
広告が完成すると、代理店は媒体から購入した広告枠にその広告を出稿し、多面的なプロモーションを展開します。総合広告代理店の大きな強みは、複数のメディアを活用して同時に広告を打つことができる点です。これにより、広範囲にわたる消費者層に効率的にリーチすることが可能です。代表的な総合広告代理店としては、電通、博報堂、ADKなどが挙げられます。
専門広告代理店
専門広告代理店は、特定の広告媒体に特化している広告会社です。このタイプの代理店は、主に自社が取り扱う特定の媒体に焦点を当て、その広告枠をクライアントに販売する役割を担っています。
例えば、ある専門広告代理店がインターネット広告に特化している場合、ウェブサイトやソーシャルメディアなどのオンライン広告枠をクライアントに提供します。
総合広告代理店が複数の媒体を組み合わせて広告戦略を立てるのに対し、専門広告代理店は特定の媒体に特化しているため、その分野における深い知識とノウハウを持ち、クライアントに最適な広告手段を提案できます。
代表的な専門広告代理店としては、インターネット広告に強みを持つサイバーエージェントやオプト、オリコムなどがあります。これらの企業は、それぞれの得意分野でクライアントのニーズに応える広告戦略を提供しています。
ハウスエージェンシー
ハウスエージェンシーは、特定の企業に専属して広告を制作する広告代理店です。このタイプの代理店は、特定の企業のみをクライアントとするため、広告制作における仲介手数料を削減でき、効率的な広告運営が可能です。専属であるため、クライアント企業のブランドや製品について深く理解している点が強みです。
しかし、最近では、他の企業からの依頼も受けるハウスエージェンシーも増えてきています。これにより、専属の企業だけでなく、幅広い業界に対応する能力も高めています。代表的なハウスエージェンシーには、JR東日本企画や東急エージェンシー、トヨタ・コニック・プロなどがあります。
IT広告代理店
大手広告代理店(電通、博報堂、ADK)とIT広告代理店(CA、デジタルホールディングス、セプテーニ)の違いとして、「広告枠の売買スピード」が挙げられます。大手広告代理店が1本の広告を打つのに膨大な時間を掛けるのに対し、IT広告代理店はDSP(※1)を用いて、リアルタイムで広告枠の取引を行います(※2)。このスピード感ゆえに、1本の広告の仲介単価が少なかったとしても多くの売上が期待できる点がIT広告業界の強みであるといえます。今後もAI(人工知能)をはじめとするテクノロジーの発達が見込まれるため、将来性がある業界だといえるでしょう。
(※1)……Demand-Side Platformの略。ターゲットごとに最適な広告を配信することを可能にするツール。複数の媒体に広告を配信できるアドネットワークを束ねることで、より幅広く効率的な広告配信を行うことが可能。
(※2)参考:CREDIT SAISON for BUSINESS マーケティングソリューション「【すぐわかる】DSP広告とは?配信の仕組みとサービスの選び方【マーケティングコラム】」
広告代理店業界の動向
広告代理店業界は、急速に変化するメディア環境と消費者のニーズに対応するため、さまざまな動向が見られます。ここでは、広告代理店業界の最新動向について詳しく解説します。
全体の動向
広告代理店業界では、近年、インターネット広告の急速な成長が目立っています。経済産業省の特定サービス産業動態調査によると、2021年にはインターネット広告がテレビ広告を上回り、全媒体の中で売上高トップに立ちました(※3)。2022年もこの傾向は続き、インターネット広告は前年比で+5.1%の伸びを示し、さらなる成長を遂げています。
一方で、従来の主要広告媒体である雑誌、新聞、ラジオ、テレビの広告売上は減少傾向にあります。特に雑誌広告は前年比-8.7%と大きな落ち込みを見せており、新聞広告も-6.8%減少しました。このように、インターネット広告の台頭により、広告業界全体がデジタルシフトを加速させています。
さらに、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年に一時的な落ち込みを見せた広告業界ですが、2021年以降の経済活動の再開に伴い、徐々に回復の兆しを見せています。今後も、リスティング広告やSNS広告といったインターネットを中心とした広告が主流となることが予想されており、広告代理店業界の構造は大きく変化し続けています。
(※3)参考:経済産業省「特定サービス産業動態調査 広告業」
国内市場の衰退と海外展開
国内の広告市場ではデジタルシフトが進んでいますが、市場の成長には限界が見え始めています。そのため、今後は海外での売上拡大が広告代理店業界にとって重要な課題となっています。
電通をはじめとする大手広告代理店は、すでに海外展開を積極的に進めており、米国・欧州・中東・アジアなど145以上の国と地域に進出しています。電通の海外売上高比率はすでに6割を超えており、今後さらなる成長が期待されるアジア市場の取り込みが、業界全体の成長の鍵を握るでしょう(※4)。
(※4)参考:電通グループ「At a glance - 電通グループ - Dentsu」
新技術の導入
広告代理店業界では、3D広告やVRといった最新技術を活用した広告が増加しており、今後もその傾向が続くと予想されています(※5)(※6)。特に、トレンドや市場動向に敏感な消費者に向けて、効果的な広告手法を展開するためには、これらの新技術を迅速に取り入れることが重要です。
広告代理店は、最新技術に常にキャッチアップし、自らが新サービスや新事業をリードする姿勢が求められます。このように、新技術の導入は、広告業界全体の競争力を高め、より魅力的でインパクトのある広告を提供するための鍵となるでしょう。
(※5)参考:電通「NTTと電通は共同で大規模なVR空間における広告モデル実証を始動」
(※6)参考:博報堂「生活者発想で考える メタバース領域における 広告の可能性」
インターネット広告の発達
インターネット広告は近年大きく成長しており、予約サイトやアフィリエイト広告、電車内の電子広告など、さまざまな形で拡大しています。特に、SNSの普及に伴い、動画広告の需要が急増しています。また、デジタルサイネージ(電子標識・看板)も急速に増加し、広告の表示方法が多様化しています(※7)。
企業側から見たインターネット広告の大きな魅力は、消費者のアクセス履歴や動向を解析しやすい点です。これにより、従来の看板広告や紙面広告と比べて、消費者の行動をより確実に追跡でき、マーケティング戦略に活用しやすくなっています。このように、デジタル広告は今後も広告業界において重要な位置を占めることが予想されます。
(※7)出典:電通「2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」
広告代理店の5つの職種
大手代理店3社とIT広告代理店の大手3社を合わせた計6社を比較する前に、広告代理店の主な職種を見ておきましょう。広告代理店は、広告主ごとに以下の職種のメンバーがチームを組んで仕事を行っています(2024年卒 選考対策ページより)。
営業
営業は、広告主から依頼を受け、その課題を抽出し、解決するためのチームを社内で組みます。そして、そのチームのメンバーをまとめるリーダーや、クライアントとの架け橋となる役割を担います。
ストラテジックプランナー
営業が持ってきた課題をまず担当するのが、ストラテジックプランナーです。広告主のニーズをもとに、どこに広告を出すのが最適か、そしてターゲットは誰か、といった戦略を立案します。
クリエイティブ
ストラテジックプランナーの立案した広告戦略をもとに、それに必要な「表現」を考えます。文字表現はコピーライター、画像や映像はデザイナーなど、さまざまなクリエイティブスキルを駆使して、最適な広告を作ります。
セールスプロモーション
クリエイティブが作成した表現をもとに、キャンペーンやイベントなどを企画し、広告の効果を最大化します。
メディア
広告を配信する媒体と交渉し、広告枠の買い付けなどを行います。媒体と広告主の両者がWin-Winであるように調整する役目だといえます。
このように、広告代理店の中でもさまざまな職種があります。それぞれの特徴を把握し、どの職種に興味があるかを明確にしてから選考に臨みましょう。
広告代理店大手5社の業績比較・順位(収益/営業利益/営業利益率)
下記のグラフは、各社の最新年度の収益・営業利益・営業利益率を比較したものです(ADK・JR東日本企画は有価証券報告書などのデータがないためグラフから除外)。
※出典:2023年度. 有価証券報告書「電通 P.2(2023年1月1日ー2023年12月31日)/博報堂 P.2 (2023年4月1日ー2024年3月31日)/サイバーエージェント P.2(2022年10月1日ー2023年9月30日)」
※全て連結決算の数値です。
※電通は国際会計基準(IFRS)、博報堂・サイバーエージェントは日本方式に基づいています。
※サイバーエージェントのみ売上高の数値です。
売上高、営業利益ともに業界最大手の電通が首位です。そして博報堂DYホールディングス、サイバーエージェントと続きます。
広告代理店大手5社の事業の特徴・強み
それでは、各社の特徴や事業内容、社風を見ていきましょう。
電通:業界最大手、国際的な仕事に関わる広告代理店
日本の広告代理店業界において最大手であり続ける電通。2022年1月に、もともと持分法適用関連会社であったセプテーニの株式を追加取得しました。資本業務提携を深化させることにより、国内のデジタルマーケティング分野の強化を図っています(※8)。
また、2022年1月、DJN各社へのコーポレート機能の提供を目的とする、電通コーポレートワンを新設しました。これにより、人事や財務をはじめとする各業務の精度と効率が大きく成長しました(※9)。
また、2023年3月には米国シフトセブンの買収や(※10)、英国タグ社の全株式取得をしており(※11)、さらなる事業展開を見据えています。
近年では、「東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会」のマーケティング専任代理店として指名されています(※12)。ある内定者が選考で会った社員は「電通の日本における実績はもはや圧倒的。業界1位だからこそ世界的な企業と提携ができる」と語っています(選考対策ページより)。
※出典:バフェットコード「電通」
(※8)参考:電通「電通グループ、セプテーニグループとの資本業務提携の深化により、国内事業のデジタルマーケティング分野を強化」
(※9)参考:電通「統合レポート2022 P.18」
(※10)参考:日本M&Aセンター M&Aマガジン「電通グループ、米国シフトセブン社を買収」
(※11)参考:日本M&Aセンター M&Aマガジン「電通グループ、英国タグ社を買収へ」
(※12)参考:電通 News Release corporate「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が マーケティング専任代理店として電通を指名」
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・【3分対策:電通】広告は、ロジックだ! 論理的思考力をアピールして面接を突破しよう。本選考の選考対策ポイント
・【広告/電通内定】広告はアイデアじゃない、ロジックだ──合否を分けるポイントは「あらゆる人の立場でモノを考える力」:業界別トップ就活生レポート2020
博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ:国内外で高評価。徹底して生活者発想を追求する
博報堂のクリエイティブは、「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」「JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」「朝日広告賞」「毎日広告デザイン賞」「読売広告大賞」「アジア太平洋広告祭(ADFEST)」など数々の賞を受賞しており、国内外で高く評価されています(※13)。
そんな同社を語る上で欠かせないのが「生活者発想」「パートナー主義」の2つのポリシーです。
1つ目の「生活者発想」は、人を「消費者」として捉えるのではなく、多様化した社会の中で主体性を持って生きる「生活者」として捉え、洞察することから新しい価値を創造していこうという考え方です。
2つ目の「パートナー主義」は、常に生活者視点に立ち、広告主・媒体社のビジネスをともに見つめ、語り合い、行動することで解決策を提供する考え方です(※14)。実際、ある社員は「今回のプロジェクトは、相手企業との長年の信頼関係が築けているからこそ、博報堂を信じて任せてくれた。私たちは、本質をついたものであれば、時にはクライアントからすると耳の痛いことも提案する」と語ります(選考対策ページより)。
※出典:博報堂「2023年度 有価証券報告書 P.127」
(※13)参考:博報堂「事業領域 クリエイティブ」
(※14)参考:博報堂ホールディングス「グループ経営理念・グループポリシー」
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サイバーエージェント:幅広い事業領域、若手のうちから挑戦できる環境
CAは「21世紀を代表する会社を創る」ことを目指しており(※15)、事業領域を拡大し続けています。2023年度は、広告事業やメディア事業、ゲーム事業の主要3事業がどれも好調に推移し、増収を継続しています。特にメディア事業では「ABAMA」とその周辺事業の増収により、前年度と比較し営業損益が約18億円増え、黒字に転じました(※16)。
代表的なサービスでは、上述した「ABEMA」や国内最大規模のブログサービス「アメブロ」を筆頭に、マッチングアプリ「タップル」、定額音楽配信サービス「AWA」、競輪やオートレースのライブ映像の視聴やネット投票が可能な「WINTICKET」など、さまざまなサービスを展開しています(※17)。「エンタメが好き」「人や社会にワクワクすることを届けたい」と考える学生にとって魅力的な環境といえるでしょう。
※出典:バフェットコード「サイバーエージェント」
(※15)参考:サイバーエージェント「ビジョン」
(※16)参考:サイバーエージェント「2023年通年決算発表 決算説明会資料 P.4」
(※17)参考:サイバーエージェント「メディア」
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ADKホールディングス:圧倒的なコンテンツ力、海外への発信力を強化
ADKならではの強みとして、アニメ領域における圧倒的な存在感があります。
『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『ワンピース』『テニスの王子様』といった日本を代表するアニメ作品の制作、キャラクターの商品化、広告販促での活用、イベントやミュージカルへの展開を手掛けています(※14)(※15)。2022年には、映画『ONE PIECE FILM RED』の製作委員会の1社として宣伝プロモーションを担当していました。東京・渋谷での号外配布やOOH(※16)ジャック、コラボタクシー企画、NYタイムズスクエアのジャックプロモーション、元旦広告制作など、たくさんの施策をプロデュースしました(※17)。
これらのコンテンツビジネスは国内のみならず、海外に向けても展開されています。そのきっかけとして、海外ネットワークに強みを持つコンテンツ制作会社である「株式会社ディーライツ」を2018年に100%子会社化、2019年には合併を行い、海外への事業拡大を加速させました(※18)(※19)。
このように、ADKは日本の文化といえるアニメコンテンツを強みに、国内外問わずビジネスを展開することで独自のポジションを確立しているといえます。
(※14)参考:ADK「アニュアルレポート2016 P.12/P.14/P.19」
(※15)参考:東洋経済 ONLINE「広告業界『万年3位』ADKは今どうしているのか 上場廃止から約1年、大変革期を迎えている」
(※16)……Out Of Homeの略。「アウトオブホーム・メディア」ともいう。駅構内広告や中づり広告などの交通広告、看板や大型ビジョンなどの屋外広告、ポスター、チラシなど、家庭以外の場所で展開するメディアの総称。
(※17)参考:ADK RECRUIT 2024「ADK WORKS ADKの仕事」
(※18)参考:ADK「株式会社ディーライツの株式取得に関するお知らせ -コンテンツビジネス強化のため、三菱商事から全株取得し100%子会社化-」
(※19)参考:ADK「株式会社ADKエモーションズと株式会社ディーライツの合併および北米子会社の商号変更に関するお知らせ」
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JR東日本企画:ハウスエージェンシーの代表、JR東日本の圧倒的な空間を活用
JR東日本企画は、JR東日本グループの一員として、同社の持つ多様なメディアや空間を最大限に活用した広告・プロモーション活動を展開しています。ハウスエージェンシーとして、JR東日本と密接な連携のもと、鉄道駅や車両内、駅周辺の商業施設など、JR東日本が保有する広大なネットワークを武器に、クライアントのブランドイメージ向上や売上拡大を支援しています。
また、JR東日本企画は、JR東日本の駅や車両内といったユニークな空間を活用した広告展開に強みを持っています。例えば、駅構内の大型ビジョンを使ったダイナミックな映像広告や、車両内でのデジタルサイネージを活用したターゲット層に合わせた情報発信など、従来の広告媒体では実現できなかった、よりインパクトのある広告表現を可能にします(※19)。
JR東日本との緊密な連携により、鉄道事業に関する深い知見とノウハウを有していることも、JR東日本企画の大きな強みです。鉄道運行情報や乗客動態などのデータを活用したターゲティング広告や、鉄道イベントと連動したプロモーションなど、鉄道事業とのシナジー効果を生み出すことで、より効果的な広告活動を展開しています(※20)。
(※19)参考:JR東日本企画「上野駅広小路口の新しいシンボルとなる 大型曲面サイネージ『上野広小路口ビジョン』が誕生」
(※20)参考:トラベルボイス「駅を起点に観光客の移動を見える化するデータソリューション、伊豆エリアで実証実験へ、JR東日本企画が開発」
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広告代理店大手5社の社風の違い
電通:高いプロ意識が求められる。活発で主体性がある社員が多い
電通はクリエイティブ力の高さも強みの一つとしています。これは「日本クリエイター・オブ・ザ・イヤー」で全35回中、電通のクリエーターが32回受賞していることからも分かります(※21)。
社風については、ある社員が「どの部署であれ、自分がやりたいと思ったことを頭ごなしに否定されることはない。社内でキャリアを積むにしても転職・起業をするのにしても、自由度の高い電通の環境は魅力的」と語っています(選考対策ページより)。
(※21)参考:電通「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」▼社員の生の声もあります!
「プロ意識が高く細部までこだわりきったアウトプットを出す執念がある。数年前はあった飲み会も、近年は変わりつつある!?」このような実際に働いていたリアルな社員の声、年収などが知りたい方は【ONE CAREER PLUS】も要チェックです。
博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ:「個」を尊重し合う文化が根付く。クライアントファーストの社風
博報堂の社員によると、「議論は白熱することが多いが、互いの価値観や思考を否定することはなく、互いに『知恵』を組み合わせて1つの成果物を出そうとする意識が強い」と話していたことからも、「個」を尊重し合う博報堂の社風が読み取れます(選考対策ページより)。
▼社員の生の声もあります!
「出る杭(くい)をのばす文化があり、個人の個性は尊重される。新しいことに取り組むための裁量は広い。体育会系のカルチャーは残っているとの声も!?」このような実際に働いていたリアルな社員の声、年収などが知りたい方は【ONE CAREER PLUS】も要チェックです。
サイバーエージェント:若手を抜てきする制度が充実。成長機会が多い
CAの特徴としては、裁量の大きさが挙げられます。「新卒で新規事業のマネージャーを任される」「内定者が子会社を設立」などCAならではの経験を積めることから、年功序列ではなく若手のうちから挑戦したい好奇心旺盛な学生におすすめの企業です(選考対策ページより)。
▼社員の生の声もあります!
「社員同士の仲が良い。新卒入社であれど、若いころから大きなお客様やプロジェクトを任せてもらえるほうが多い」。このような実際に働いていたリアルな社員の声、年収などが知りたい方は【ONE CAREER PLUS】も要チェックです。
ADKホールディングス:穏やかな人柄と論理性が重視される社風
そんな同社の特徴は、他の広告代理店と比べて「穏やかで論理性重視の社風」であることです。ある内定者は「選考では、論理性や人柄を重視しているように感じた」と語っていました。穏やかな社風の方が落ち着いて働けると感じる学生や、論理的な思考力が強みだと感じている学生にとって魅力的な環境といえるでしょう(選考対策ページより)。
▼社員の生の声もあります!
「個人主義で、かつ自由な社風。新卒に対する研修もしっかりしている」。このような実際に働いていたリアルな社員の声、年収などが知りたい方は【ONE CAREER PLUS】も要チェックです。
JR東日本企画:一人一人が幅広い業務を担い、個人の主体性を重視
JR東日本企画(Jeki)の社風は、一人一人が幅広い業務を担当し、個人の主体性を重視する点が特徴です(※22)。Jekiでは、特定の業務に特化するのではなく、複数の分野にわたる業務を横断的に経験できる環境が整っています。
また、個々の社員が自ら考え行動することが奨励されており、若手社員でも重要なプロジェクトを任されることが多いです。これにより、社員は早い段階で責任感と達成感を味わえて、個人の成長を促進する風土が根付いています(※23)。
▼社員の生の声もあります! 「『働け』とも『働くな』とも言われない非常に穏やかな社風」このような実際の社員のクチコミや、詳しい社風の情報を知りたい方は【ONE CAREER PLUS】も要チェックです。
(※22)参考:JR東日本企画「JEKI ON BOARD」
(※23)参考:JR東日本企画「地方の“良いもの”を、広く世の中へ!失敗と成功から導き出した人生をかけた大きな挑戦」
広告代理店大手5社の平均年収・平均勤続年数・平均年齢
※出典:2023年度 有価証券報告書「電通 P.9/博報堂 P.14/サイバーエージェント P.8」
どの企業も平均年収が700万円を超えていて、首位の電通は1500万円以上です。日本全体の40歳から44歳の平均年収が約491万円(※24)であるため、この5社の年収は高い水準であることが分かります。
(※24)出典:国税庁長官官房企画課「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告ー P.21」
広告代理店業界で働く魅力・やりがい
広告代理店業界には、作成した広告が広く発信され、多くの人々の目に触れることや、自分が手掛けたキャンペーンが社会に大きな影響を与えられることなど、この業界ならではの醍醐味(だいごみ)があります。ここでは、広告代理店業界で働く魅力・やりがいを詳しく解説します。
作成した広告が広く発信される
広告代理店業界で働く魅力の一つは、自分が手がけた広告が多くの人々の目に触れることです。クライアントの課題やサービスを深く理解し、それを視覚的に形にする作業は、この業界ならではのやりがいです。自分が関わった広告がテレビやインターネット、SNSなどを通じて広く発信され、実際に世の中で目にする瞬間は、大きな達成感を味わえるでしょう。
また、広告業界はインターネットやSNSとの関連性が高く、消費者の反応を即座に把握できるのも大きな特徴です。自分が制作した広告に対する評価やフィードバックをリアルタイムで確認できるため、その反応に対して一喜一憂しながら、次のアイデアや改善策を考えるプロセスにもやりがいを感じられます。
広く発信される広告が消費者にどのように受け取られるかを見守り、そこで得た経験を次の仕事に生かしていくことが、この業界で働く楽しさと成長の源です。
新技術やインターネットの発達で将来性がある
新技術やインターネットの発達により、業界の将来性が非常に明るいことも広告代理店業界で働く大きな魅力です。インターネット広告の需要は急速に拡大しており、とりわけSNSの普及と影響力の増大が、動画広告の需要を押し上げています。
さらに、インターネット広告は、従来の広告媒体と比べてコスト効率が高く、ターゲット市場に直接リーチできるという大きな利点があります。広告主は、この利点を最大限に活用するために、ますますインターネット広告に注力しています。これにより、広告代理店におけるデジタル広告の需要は今後も増加し続けると予想されます。
また、デジタル広告プラットフォームの進化により、ターゲットの精度やパーソナライゼーションがさらに向上し、広告の効果が一層高まることが期待されます。これらの技術的な進展がもたらす可能性は、広告代理店業界で働くうえでの大きなやりがいとなり、将来にわたってこの業界が成長し続ける基盤となるでしょう。
幅広い業界の人と一緒に仕事ができる
さまざまな業界の専門家やメディア関係者、制作会社のスタッフなど、多くの異なる業種の人々と関わりながら仕事ができる点も広告代理店業界で働く魅力の一つです。
広告キャンペーンを成功させるためには、クライアント企業だけでなく、メディアバイヤー・デザイナー・コピーライター・映像制作者など、多岐にわたる関係者と協力しなければなりません。このように、多様な業界の人々と協力しながら、プロジェクトを進めていくプロセスは、非常に刺激的で新鮮です。
また、広告代理店業界は情報の最先端に位置しており、国内外の最新トレンドに常に触れられる環境が整っています。これにより、新しい知識を日々吸収しながら、自分自身のスキルを磨けます。
さまざまな分野の専門知識やトレンドを学び、それを仕事に生かすことで、幅広い視野を持ちながら成長していける点も、この業界で働く醍醐味のひとつです。
広告代理店業界大手5社の選び方
自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう!
自己分析とは、過去の経験・エピソードから「自分がどういう人間で、何ができるかを言葉にするプロセス」のことです。
就活において基礎となるプロセスで、会社を選ぶ際だけでなく、自己PRや志望動機を作る際にも役に立ちますが、「自己分析のやり方が分からない」のが学生に共通する悩み。
こちらの記事では、自己分析のやり方をあらゆる角度から分解し、解説しています。
・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説
情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用しよう!
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こちらの記事では、これらの情報を掲載している「選考対策ページ」「募集ページ」「就活記事」の活用法をご紹介します。
・「就活の赤本」内定のウラ情報が満載、ワンキャリアを使い倒せ!
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ワンキャリア公式YouTubeチャンネルでは、過去に配信した100社以上の説明会動画が見放題です。これらを利用して企業研究や志望動機のブラッシュアップに役立てましょう。
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また、ワンキャリアのキャリアアドバイザーによる新番組『ワンキャリコミット』も見逃せません。クチコミやワンキャリアライブの企業情報をもとにした、人気企業・難関企業の選考対策動画や、「自分に合った会社はどれか?」「秋以降どう動けば良い?」など、就活生のためのお悩み解消コンテンツをご用意しています。ぜひ情報収集に役立ててみてください。
・『ワンキャリコミット』はこちら
手間がかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ!
業界研究を行うことで、志望企業と競合他社の違いが明確になり、自分に合った会社を見つけられ、志望動機の説得力が増します。
志望動機が重視される「日系メーカー」「インフラ」、業界研究をしないと「入社後やりたいこと」「強い志望動機」が語りづらい「金融」「商社」「広告」、内定辞退を恐れ、「業界1位・2位の企業ではなく、なぜうちなのか」がしつこく聞かれる「業界3位以下の企業」では業界研究はマストといわれています。
とはいえ、時間がかかる業界研究は、正直ちょっと面倒ですよね。
そこで、ワンキャリア編集部が就活生の代わりに業界研究を行いました!
就職活動が本格化して忙しい時期こそ、ワンキャリアの業界研究記事をぜひフル活用して、効率良く情報を集めましょう!
・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!金融/商社/不動産/メーカー/広告/コンサルなど人気業界/企業を徹底比較
企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ!
企業研究は、企業のホームページを見て、OB・OG訪問をして……と、膨大な時間がかかるように思われがちですが、実は短時間で終わらせられるのです!
多くの企業が採用する「Big Five(ビッグ・ファイブ)理論」のテスト。実は簡易版のテストを使うだけでも、ある程度自分に向いている業界・会社・仕事分野が分かります。自分の適性をつかんでおけば「向いていない業種の採用選考を受け続ける」リスクを回避でき、企業研究の時間短縮にもつながるでしょう。
・企業研究は10分で終わらせる!「欲しい人材を見抜く」裏ワザ
次にワンキャリア編集部が皆さんの代わりに企業研究を行う「3分対策シリーズ」をお届けします。各企業の社風や選考のポイントをまとめてあるので、ES締め切り直前や面接前日の時間がないときの企業研究におすすめです!
・企業の対策は3分で全部終わらせる!ワンキャリ編集部がお届けする「3分対策シリーズ」
就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう
就活をしているとよく聞く「就活の軸」というワード。自分の就活の軸を持っていると行きたい会社は確固たるものになります。
就活の軸を見つけるにはまず、自己分析をして自分の「本音」と「建前」を整理しましょう。おのずと自分ならではの就活の軸が姿を現すはずです。
・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文
広告代理店大手5社の求める人物像・選考対策
広告代理店が求める人物像
電通
博報堂
サイバーエージェント
ADK
JR東日本企画
広告代理店の選考対策
詳しい選考ステップは、下記の「選考対策ページ」を参考にしてください。
電通
博報堂
サイバーエージェント
ADK
JR東日本企画
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エントリーシート(ES)対策
企業が志望動機で注目しているポイントは、「会社で活躍できる人材であるかどうか」という点です。そして具体的には以下の3つのポイントを重要視しています。
・入社意欲がどれほど強いか ・自社のカルチャーや目指す方向性と合っているか ・入社後に活躍してくれそうかこれら3つのポイントを含んだ志望動機は説得力があり、過去の選考参加者や内定者のESからも高評価を受けやすいことが分かっています。
▼エントリーシート(ES)の書き方について詳しく知りたい方はこちら ・志望動機【例文17選】書き方の基本と職種・業界別内定者のES実例 ・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
Webテスト対策
Webテストは多くの企業で実施されており、企業ごとに異なるテストが使用されています。そのため、事前にテスト内容を把握し、対策をしておくことが重要です。
広告代理店では、特に「SPI」と「玉手箱」、「TG-WEB」が多く実施されています。
SPIは性格と能力の2領域を測定し、能力検査は言語(国語)と非言語(数学や算数)で分かれています。時間制限がついているという特徴があり、受験者の解答状況や正答率によって問題が変わっていきます。正答率が高ければ難易度の高い問題が出題され、高得点につながるので、時間内で的確に問題を解けるようにしておきましょう。
玉手箱は、計数理解(数学)、言語理解(国語)、英語理解、性格テストの4種類に分かれており、問題数に対して解答時間が非常に短いことが特徴です。そのため、満点を目指すのではなく、確実に解ける問題に集中することが求められます。また、玉手箱は毎年似たような問題が出題される傾向があるため、スピード感に慣れるために多くの問題を解いておくことが大切です。
TG-WEBは難易度が高いテストですが、解法を知っていればスムーズに解答できることが特徴です。新型のTG-WEBでは解答時間が非常に短く設定されているため、事前に参考書などで対策をし、制限時間内で解く練習をしておくことが重要です。特にWebテスト形式では電卓を用意しておくと良いでしょう。
▼Webテストについて詳しく知りたい方はこちら ・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧 ・【SPI対策】全問題形式を完全網羅!練習問題&解答一覧(言語・非言語・英語・構造的把握力) ・【玉手箱対策】問題&解答集|出題企業と問題形式(計数・言語・英語)まで紹介 ・TG-WEB対策のすべて|例題や解答集、おすすめの問題集まで解説
面接対策
業界や会社によって面接で問われる内容は異なります。そのため、志望する業界に合わせた対策が必要です。以下では、業界や企業ごとに準備を進める際のポイントをご紹介します。
まず、面接選考を通過するためには「企業目線」で考えることが重要です。内定の判断を行うのは、その企業の人事担当者や役員ですので、企業が求める人材像を理解することが不可欠です。経営計画などの企業情報を調べることはもちろんですが、企業側の視点に立ち、「どのような人材が求められているのか」を意識しながら面接準備を進めましょう。
また、面接対策では自己分析を行い、自分をアピールするための材料をそろえることも重要です。しかし、選考対策の順番としては、まず企業や業界の分析を行い、その後に自己分析を進める方が効果的です。企業のニーズを理解した上で自分の強みを整理することで、より説得力のあるアピールが可能になります。
ワンキャリアでは、企業ごとの選考ステップや合格の秘訣を紹介しています。これにより、各企業が重視する評価ポイントや求める人物像を効率的に把握でき、情報収集の手間も省けます。企業研究を進める際には、ぜひご活用ください。
▼面接対策について詳しく知りたい方はこちら ・【面接で聞かれること】新卒就活で頻出の質問一覧と内定者の回答例
OB・OG訪問
OB・OG訪問は、大学の先輩や知り合いを通じて紹介してもらったり、就活イベントを利用して社員と接点を持ったりすることで機会を得られます。これにより、説明会では得られないリアルな情報を知ることができ、業界や企業についての理解が深まることは間違いありません。
さらに、業界や企業によっては、OB・OG訪問の有無や訪問時の評価が選考に影響することもあります。訪問の回数が多いと「熱意がある」と評価されたり、質の高い質問をすることで「優秀だ」と思われたりすることがあります。
OB・OG訪問をすべきか迷っている場合は、まずは最初の1人、同じゼミやサークルの先輩など身近な人から始めてみると良いでしょう。
▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら ・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説
広告代理店以外の業界研究記事
■業界研究まとめ記事はこちら ▪️メーカー ・【素材メーカー:業界研究】大手3社(日本製鉄・AGC・東レ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【電機メーカー:業界研究】大手4社(日立製作所・ソニー・パナソニック・三菱電機)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い ・【化粧品メーカー:業界研究】日本の大手3社(花王・資生堂・コーセー)を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【飲料メーカー:業界研究】大手4社「サントリー・アサヒ・キリン・サッポロ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【食品メーカー:業界研究】大手5社(味の素・明治・日清食品・キッコーマン・ヤクルト)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【重工メーカー:業界研究】大手3社「三菱重工業・川崎重工業・IHI」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【製薬:業界研究】大手4社(武田薬品工業・アステラス製薬・大塚製薬・第一三共)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【精密機器メーカー:業界研究】大手4社(デンソー・キヤノン・富士フイルム・キーエンス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:日系消費財メーカー】大手4社(花王、ユニ・チャーム、ライオン、小林製薬)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【自動車メーカー:業界研究】大手3社(トヨタ・ホンダ・日産)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【医療機器メーカー:業界研究】大手3社(キヤノン・富士フイルム・オリンパス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️商社 ・【総合商社:業界研究】五大商社(三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・丸紅・住友商事)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【鉄鋼商社:業界研究】大手4社「伊藤忠丸紅鉄鋼・メタルワン・阪和興業・JFE商事」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️金融 ・【メガバンク:業界研究】三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:地銀】横浜銀行、千葉銀行、京都銀行、近畿大阪銀行、池田泉州銀行。Uターン就活生から圧倒的な人気を誇る地方銀行の違いや意外な魅力とは?
・【業界研究:生保と損保の違い】保険業界を受けるなら知っておきたい、生命保険、損害保険業界の違いを徹底比較!
・【生命保険:業界研究】大手生保(日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命)を比較!業績比較・ランキング・強み・社風の違い
・【損害保険:業界研究】大手4社(東京海上日動火災保険・損害保険ジャパン・三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【カード:業界研究】大手3社「三井住友カード・ジェーシービー(JCB)・三菱UFJニコス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【信託銀行:業界研究】大手3社「三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・SMBC信託銀行」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【外資系投資銀行:業界研究】大手4社「J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【アセットマネジメント:業界研究】大手4社「野村アセットマネジメント・アセットマネジメントOne・大和アセットマネジメント・三井住友DSアセットマネジメント」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️コンサル ・【戦略コンサル:業界研究】MBB「マッキンゼー・BCG・ベイン」を比較!仕事内容・社風/強みの違い
・【業界研究:総合コンサル】大手6社(アクセンチュア、デロイト、PwC、EY、KPMG、アビーム)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️マスコミ・エンタメ ・【出版:業界研究】4大出版社(集英社・講談社・KADOKAWA・小学館)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【テレビ局:業界研究】キー局4社(フジテレビ・日本テレビ・TBSテレビ・テレビ朝日)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【大手広告代理店:業界研究】大手6社(電通・博報堂DYグループ・サイバーエージェント・セプテーニ・デジタルHD・ADK)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:旅行業界】「JTB、HIS、KNT-CT、日本旅行」大手旅行会社4社それぞれの強みや社風、給料を徹底比較!
▪️インフラ・資源
・【インフラ:業界研究】大手3社(JR東海・東京電力・東京ガス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:インフラ業界】「安定時代の終焉」日本を支えるインフラ業界:電力・ガス・交通の魅力と将来性
・【鉄道:業界研究】大手5社「JR東日本・近畿日本鉄道・JR東海・JR西日本・東京地下鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【海運:業界研究】大手3社「日本郵船・商船三井・川崎汽船」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【私鉄:業界研究】大手3社「東急・東武鉄道・小田急電鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【ガス:業界研究】大手4社「東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:エネルギー】電力・ガス業界の大手4社「東京電力・関西電力・東京ガス・大阪ガス」の事業や年収を徹底比較!
・【業界研究:石油業界】「ENEOS・出光興産・コスモエネルギー・国際石油開発帝石・石油資源開発・三井石油開発」石油大手6社の業績、社風を徹底比較!
・【業界研究:航空会社】大手2社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL))を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【非鉄金属:業界研究】大手4社(住友電気工業・JX金属・三菱マテリアル・住友金属鉱山)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️不動産・建設 ・【デベロッパー:業界研究】大手6社(三井不動産・三菱地所・東急不動産・住友不動産・野村不動産・森ビル)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【デベロッパー2:業界研究】大手4社(ヒューリック・東京建物・日鉄興和不動産・NTT都市開発)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【スーパーゼネコン:業界研究】主要5社(大林組・鹿島建設・大成建設・清水建設・竹中工務店)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️IT・通信 ・【SIer:業界研究】SIer大手5社ランキング(アクセンチュア・NTTデータ・野村総合研究所・日本IBM・富士通)!業績比較・平均年収・社風/強みの違い
・【通信:業界研究】大手キャリア4社(NTTドコモ・ソフトバンク・KDDI・楽天)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️人材・教育 ・【人材:業界研究】大手4社「リクルート・パーソルキャリア・パソナ・リンクアンドモチベーション」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【教育:業界研究】大手4社「ベネッセ・リクルート・トライ・LITALICO」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▼就活記事の総集編まとめ
・【新特集スタート】就活生の悩むべき問題は5つだけ。モヤモヤした視界を切り開く「就活の羅針盤」
・26卒就活はいつから?スケジュールとインターン準備の有利な進め方
・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説
・志望動機【例文17選】書き方の基本と職種・業界別内定者のES実例
・【自己PRの書き方】ESで強みを効果的にアピールするには?新卒採用担当の目線と内定者の回答例から解説
・ESで強みを効果的にアピールする方法は?【内定者例文付き】
・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説
・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!金融/商社/不動産/メーカー/広告/コンサルなど人気業界/企業を徹底比較
・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧
・グループディスカッション完全対策!全テーマの進め方/流れやコツを網羅的に解説
・ケース面接対策&例題|コンサル・日系大手も出題!ゼロからの始め方
・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
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