こんにちは、ワンキャリ編集部です。
ワンキャリ編集部が総力を上げてお届けする【最新版:業界研究】。今回は、素材メーカー業界についてお届けします。
<目次> ●素材メーカーとは? 事業内容/提供サービスを解説 ・事業内容 ・素材メーカーの主な業界 ・化学メーカーとの違い ●素材メーカーの業界動向 ・化学業界の動向 ・繊維業界の動向 ・鉄鋼業界の動向 ・非鉄金属業界の動向 ・紙・パルプ業界の動向 ・ゴムメーカー業界の動向 ●素材メーカーの仕事内容・主な職種 ・研究開発 ・生産技術 ・製造・生産管理 ・営業 ・資材調達 ●素材メーカー業界5社の業績比較・ランキング(営業収益/営業利益/営業利益率) ●素材メーカー業界5社の特徴・強み ・日本製鉄:日本にしか作れない高級鉄で差別化し、シェア国内1位を誇る鉄鋼メーカー ・旭化成:盤石な事業体制を築く総合化学メーカー ・AGC:トップにいながらさらなる高みを目指す、世界最大手のガラスメーカー ・クラレ:オンリーワンを追求するこだわりを持つ化学メーカー ・日本ガイシ:セラミック技術を生かし事業多角化を行うセラミックスメーカー ●素材メーカー業界5社の社風の違い・制度 ・日本製鉄:大企業ならではの伝統的な古き良き社風 ・旭化成:温かい人が多く、上下関係もフラットな社風 ・AGC:若手の意見を積極的に採用しながら多様性を生かす社風 ・クラレ:人へ優しく、人を大事にしながら仕事に熱い社風 ・日本ガイシ:新しいことへ挑戦しやすく、風通しの良い社風 ●素材メーカー業界5社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数 ●素材メーカーで働く魅力・やりがい ・安定した環境で働ける ・グローバルに働くことができる ・身近な製品に携わることができる ●素材メーカー業界5社の選び方 ・自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう! ・情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用しよう! ・ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用しよう! ・手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ! ・企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ! ・就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう ●素材メーカー業界5社が求める人物像・選考対策 ・素材メーカーが求める人物像 ・素材メーカーの選考対策 ●素材メーカー業界以外の業界研究記事
素材メーカーとは? 事業内容/提供サービスを解説
事業内容
素材メーカーとは製品の材料を購入・開発・加工し、他産業に材料を提供したり、自社で加工して製品を作ったりする企業のことです。素材メーカーの業界としては化学業界・繊維業界・鉄鋼業界・非鉄金属業界・紙・パルプ業界・ゴムメーカー業界などが含まれており、さまざまな業界に存在しています。
このことから、素材メーカーは日本の経済や産業、そして生活の根底を支えていることが分かります。また材料を提供するという点から、素材メーカーは企業がクライアントになることが多く、一般顧客を相手にすることは少ないでしょう。
素材メーカーの主な業界
素材メーカーはさまざまな業界に存在しています。以下に主な業界をご紹介します。
化学業界
化学業界とは化学反応を利用して製品を生み出す業界です。製品としては樹脂やゴム、合成繊維などがあり、石油や天然ガス由来の物質を原料として合成や重合を繰り返して製品を生み出しています。
化学業界は一般的に石油や天然ガスなどから製品の基礎となるエチレンなどを生み出す川上、エチレンなどからプラスチックやゴムなどを生み出す川中、プラスチックやゴムなどから私たちが日常的に目にする製品などを生み出す川下の3つに分けられます(※1)。
化学メーカーの主な企業としては旭化成や住友化学、三菱ケミカルなどがあります。
(※1)参考:経済産業省「化学産業の現状と課題 P.3」
▼化学業界の企業について知りたい方はこちら ・メーカー / 化学の企業一覧
繊維業界
繊維業界とは天然繊維や化学繊維を扱う業界です。天然繊維や化学繊維を加工することでスーツや洋服などの衣服に使用される繊維を生み出しています。近年では衣服以外にも住宅の断熱材(※2)や自動車(※3)などの工業製品などにも事業を展開しています。
繊維業界は素材メーカー以外にも商社やアパレルメーカー、小売店などが含まれており、素材メーカーとなる繊維メーカーは川上に相当します。
繊維メーカーの主な企業としては東レ、帝人、東洋紡、クラレなどがあります。
(※2)参考:STEICO「夏の断熱 木繊維断熱材シュタイコ」
(※3)参考:日本化学繊維協会「自動車向け素材」
鉄鋼業界
鉄鋼業界とは鉄を主に扱う業界です。鉄鋼業界は素材メーカーにあたる鉄鋼メーカーと流通を担う鉄鋼商社に分けられます。鉄鋼メーカーはさらに高炉メーカー、電炉メーカー、特殊鋼メーカーの3つに分けられ、それぞれ以下の特徴があります。
・高炉メーカー:製鉄工程の上流にあたる製鉄所の中核設備を持ち、鉄鉱石とコークスから銑鉄を作るメーカー ・電炉メーカー:電気炉と呼ばれる装置で鉄スクラップを溶かし、再び鋼材を作るメーカー ・特殊鋼メーカー:普通鋼とは異なる、耐熱性など特殊な性質を加えた鋼を作るメーカー
鉄鋼メーカーの主な企業としては日本製鉄、大同特殊鋼、JFEスチール、神戸製鋼所などがあります。
▼鉄鋼商社について知りたい方はこちら ・【鉄鋼商社:業界研究】大手4社「JFE商事・伊藤忠丸紅鉄鋼・阪和興業・メタルワン」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
非鉄金属業界
非鉄金属業界とは鉄以外の金属を扱う業界です。金、銅、ニッケル、アルミニウムなどの非鉄金属の採掘から、それらを製錬し加工する一連の流れを担っています。主な企業としては、住友電気工業、JX金属、三菱マテリアル、住友金属鉱山などがあります。詳しくは以下の記事をご参照ください。
▼非鉄金属業界について知りたい方はこちら ・【非鉄金属:業界研究】大手4社(住友電気工業・JX金属・三菱マテリアル・住友金属鉱山)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
紙・パルプ業界
紙・パルプ業界は印刷用紙やトイレットペーパーの原料となる木や古紙から紙・パルプを製造し、販売を行っています。また、木や古紙以外の紙の製造に使われる新素材の研究開発なども行っています(※4)。
主に印刷会社や衛生用品会社や小売店が取引相手になるため、一般顧客を相手にすることは少ない業界です。
主な企業としては王子ホールディングス、日本製紙、レンゴー、大王製紙などがあります。
(※4)参考:大王製紙「セルロースナノファイバー」
ゴムメーカー業界
ゴムメーカー業界とは車のタイヤやゴムベルト、ゴムホースなどを作っている業界です。業界のほとんどを車のタイヤが占めているため、自動車業界に大きく左右される業界でもあります(※5)。
主な企業としてはブリヂストン、住友ゴム工業、豊田合成、横浜ゴムなどがあります。
(※5)参考:日経コンパス「工業用ゴム製品」
化学メーカーとの違い
化学メーカーとの違いは、対象としている範囲の広さにあります。化学メーカーは先述の通り、化学合成を用いた製品を専門としたメーカーであるのに対し、素材メーカーは繊維や製紙など、幅広く扱っています。
素材メーカーの業界動向
ここからは、各業界に分けて動向をご説明します。
化学業界の動向
化学産業は自動車や電子機器などさまざまな分野に必要不可欠な素材を供給する基盤産業です(※6)。そんな化学工業の2022年度の売上高は約44兆5000億円にもなり(※7)、その他にも製造業全体の従業員数や出荷額の1割り強を占めており、産業だけでなく経済や雇用の面からも日本の基盤産業であることが分かります(※8)。
そんな日本の化学産業は鉄鋼業と並ぶCO2排出産業ともいわれています(※7)。そのため、脱炭素化の動きが加速しています。その他にも、国内の基礎石油化学品の内需縮小に伴い、海外へと事業を展開していく動きも見られます(※9)。
以下にそれぞれ詳しくご説明します。
(※6)参考:経済産業省「(参考)化学産業の現況・市場・今後の動向 P.1」
(※7)参考:日経コンパス「総合化学」
(※8)参考:経済産業省「化学産業の現状と課題 P.2」
(※9)参考:経済産業省「化学産業の現状と課題 P.22」
脱炭素化への働きが強まる
化学産業は年間約6,200万トン/年のCO2を排出しており、その削減が大きな課題となっています(※10)。そのため、現在政府はGX(グリーントランスフォーメーション)を推進しています。具体的には、エネルギー転換やバイオ利用、ケミカルリサイクルなどを通じ、国内のCO2排出量を10年後には約1,000万トン減らすことを目標にしています(※11)。
実際に、三菱ケミカルや住友化学、三井化学など多くの化学メーカーがカーボンニュートラル実現に向けての戦略を発表しており、脱炭素化への働きが強まっていることが分かります。
例えば、三菱ケミカルは環境負荷の低い再生可能エネルギーなどの発電の導入を推進することで石炭火力発電からの脱却を目指すエネルギー転換の実施を発表したり(※12)、住友化学は プラスチック資源循環の取り組みとしてリサイクルプラスチックブランド「MeguriTM」を立ち上げたり(※13)、三井化学は大学と共同してカーボンニュートラルの研究を推進したり(※14)しています。
(※10)参考:経済産業省「化学産業のカーボンニュートラルに向けた国内外の動向 P.5」
(※11)参考:経済産業省「化学産業のカーボンニュートラルに向けた国内外の動向 P.7」
(※12)参考:三菱ケミカル「2050年カーボンニュートラル実現に向けた方針を策定」
(※13)参考:住友化学「2050年カーボンニュートラル実現に向けたグランドデザインを策定 ~30年度GHG排出量50%削減の新目標と取り組みを決定~」
(※14)参考:三井化学「カーボンニュートラル戦略」
海外への展開をはかる
化学製品の基礎となるエチレンを始めとした基礎化学品の世界需要は今後も伸びていくことが予想されます(※15)。一方で、国内の需要は減少傾向にあり(※16)、日本の化学メーカーは海外事業の展開を推進しています。
例えば、1963年に日本の製造業として初めて米国に生産拠点を設けた積水化学グループは、2030年度に海外売上高1兆円を目指し、北米を中心として航空機のプラスチック製品を生産したり、オランダでリサーチセンターを設立したりなどさまざまな地域・分野での事業を拡大しています(※17)。
(※15)参考:経済産業省「化学産業の現状と課題 P.8」
(※16)参考:経済産業省「化学産業の現状と課題 P.12」
(※17)参考:積水化学工業「グローバル展開」
繊維業界の動向
国内市場は減少傾向だが、海外市場は拡大する見込み
国内の衣料品市場は1990年代以降減少傾向にありましたが、2000年代からは横ばいの状態でした(※18)。しかし、繊維工業の事業所数は年々減少しており、それに伴い就業者数も減少しています(※19)。これは生産拠点の海外移転の影響もあり、海外生産の割合が高まっていからだと推測されます(※20)。一方で衣料品の輸出額は微増し、今後海外市場が拡大することが予測されています(※21)。
そこで、日本の繊維メーカーは「炭素繊維」や「アラミド繊維」、「高機能ポリエチレン繊維」などの高付加価値製品へと注力し、海外展開しています(※22)。例えば、東レはアメリカのボーイング社から航空機向け炭素繊維複合材を1兆円分を受注し、事業を強化しています(※23)。
(※18)参考:経済産業省「繊維産業の現状と2030年に向けた繊維産業の展望(繊維ビジョン)の概要 P.4」
(※19)参考:経済産業省「繊維産業の現状と2030年に向けた繊維産業の展望(繊維ビジョン)の概要 P.5」
(※20)参考:経済産業省「繊維産業の現状と2030年に向けた繊維産業の展望(繊維ビジョン)の概要 P.7」
(※21)参考:経済産業省「2030年に向けた繊維産業の展望 P.5」
(※22)参考:業界動向サーチ「繊維業界の動向や現状、ランキングなど」
(※23)参考:日本経済新聞「東レの炭素繊維、米国で飛躍 ボーイングと1兆円契約」
新市場の開拓をはかる
また、海外へと事業を展開する他にも、電子関連分野など繊維事業でのノウハウを生かせる「非繊維事業」へとコア事業をシフトするメーカーも増えています(※22)。例えば、帝人はIT事業を展開することで地域密着型プラットフォームの強化を行ったり、心電や心拍、運動量を高精度かつ連続的にセンシングして可視化できる「MATOUS(マトウス)」ブランドを展開したりしています(※24)。
その他にも、倉敷紡績はFA・ロボット制御、半導体製造関連、機能素材、遺伝子抽出・解析に重点を置いた研究開発活動を推進し、新規事業の創出を図っています(※25)。
(※24)参考:帝人「イノベーション戦略」
(※25)参考:倉敷紡績「中期経営計画」
鉄鋼業界の動向
国内では、都市再開発やインフラの老朽化対策、災害による復興などによる需要が見込まれていますが、エネルギーや原料価格の高騰により、鋼材価格の引き上げが検討されています。世界的に見ると鉄鋼需要は増加傾向の見込みであり、日本企業も海外事業の拡大を行っています。しかし、中国企業の影響も大きくなる見込みであり、今後の動向にも注意が必要です(※26)。
鉄鋼業界については以下の記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
▼鉄鋼業界について詳しく知りたい方はこちら ・【鉄鋼商社:業界研究】大手4社「JFE商事・伊藤忠丸紅鉄鋼・阪和興業・メタルワン」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
(※26)参考:業界動向サーチ「鉄鋼業界の動向やランキング、今後などを分析」
非鉄金属業界の動向
非鉄金属の生産指数は高い数値で横ばいの状況が続いています。しかし、世界情勢の影響を受けやすく、景気後退リスクが浮上している現在、先行きは不透明です。そんな非鉄金属業界ですが、車載用電池向け部材なども生産していることから、車載用の次世代電池や電気関連部品の需要の増加が見込まれています(※27)。
非鉄金属業界については以下の記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
▼非鉄金属業界について詳しく知りたい方はこちら ・【非鉄金属:業界研究】大手4社(住友電気工業・JX金属・三菱マテリアル・住友金属鉱山)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
(※27)参考:業界動向サーチ「非鉄金属業界の動向や現状、ランキングなど」
紙・パルプ業界の動向
需要は低下傾向
紙・板紙の国内需要は、2008年まで3,000万トン台で推移していましたが、リーマン・ショック後の2009年に大きく減少して以降、減少傾向が続いています。内訳を見てみると、人口減少、少子化、ICT化などが要因となり新聞用紙や印刷・情報用紙などを中心としたグラフィック用紙の需要が減少しています。一方で、加工食品などの食品分野や家電向けなどの安定した需要に加え、eコマースの普及により段ボール原紙の需要は横ばいの状態を維持しています(※28)。
そんな中、製紙メーカーはバイオエタノールの生産に着手し始めています(※29)。例えば、王子ホールディングスは木質由来エタノール・糖液のパイロット設備とその運用に対し、鳥取県、米子市、日吉津村から支援を受けたり(※30)、日本製紙は住友商事とGEIとの3社で「木質バイオマスを原料とする国内初のセルロース系バイオエタノール商用生産およびバイオケミカル製品への展開」に向けた「森空プロジェクト」を展開したりしています(※31)。
(※28)参考:日本製紙連合会「紙・板紙」
(※29)参考:日経コンパス「製紙・パルプ」
(※30)参考:王子ホールディングス「木質由来のエタノール・糖液の量産化に向けて」
(※31)参考:日本製紙「森空プロジェクトの3社が国産 SAFの普及・拡大に取り組む 『ACT FOR SKY』にACTメンバーとして加盟」
古紙利用率65%の維持を目指す
日本製紙連合会によると、2023年の紙・板紙合計の古紙利用率は66.8%、回収率は81.7%となり、世界でも利用率・回収率はトップクラスです。特に古紙利用は利用率、技術ともに最高水準にあり、製紙産業の国際競争力を維持するという面からも現在の古紙利用率65%の維持を目指すことを目標としています(※32)。
(※32)参考:日本製紙連合会「古紙」
ゴムメーカー業界の動向
ゴム製品出荷額は増加傾向
ゴムメーカーはその売り上げの多くを自動車タイヤからなっており、2023年度の出荷額は1兆4,000万円で、全体の売り上げの約56%を占めています。そのため、自動車メーカーの売り上げに依存していることが分かりますが、自動車タイヤの出荷額は増加しており、それに伴いゴム製品の出荷額も増加傾向にあります(※33)。
また、自動車タイヤの他にも、食品業界で主に使用されているベルトコンベアの生産量が伸びています。これは、食の安全に対する消費者の関心の高まりなどを受けて、衛生面で高水準な管理を追求する動きが加速していることが影響しており、抗菌・抗カビ性などに優れたものが特に売上を伸ばしています(※34)。
(※33)参考:日本ゴム工業会「2023年/2024年8月分ゴム製品の生産・出荷・在庫の統計」
(※34)参考:日経コンパス「工業用ゴム製品」
コストダウンや他分野への拡大をはかる
また、自動車メーカーの部品調達費の削減を目的とした系列取引の見直しの推進により、工業ゴムメーカーは系列外への販路拡大やシステム改良、技術開発などによるコストダウンを促進しています(※35)。
例えば、自動車ワイパーのシェアが高いフコクは強い成長地域での拡販や、成長事業・新事業の拡大を実現するため、社長直轄組織として「事業創造室」を 2024年10月1日に新設することを発表し、新たなビジネスへの道筋を作り、柱となる事業の創造、収益力の最大化を目指しています(※35)。
(※35)参考:フコク「事業戦略の推進をより加速すべく新組織の設立及びお客様との新たなコミュニケーションの場を開設!」
素材メーカーの仕事内容・主な職種
ここからは、素材メーカーの主な職種と仕事内容についてご紹介します。
研究開発
素材メーカーにおいて、研究開発職は新たな技術や理論を発見し、それらを活用して新しい製品を生み出す役割を果たしています(※36)。さまざまな製品の基礎を生み出し、提供し、かつそこから製品を生み出している素材メーカーにとって新たな技術や製品の開発は企業の競争力に直結するため、非常に重要な職種であるといえます。
研究職、開発職については以下の記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
(※36)参考:クラレ「職種紹介」
▼研究職・開発職について詳しく知りたい方はこちら ・研究職とは|種類や仕事内容、向いている人の特徴から選考対策まで解説 ・開発職とは|技術職・研究職との違いや、年収・向いている人を解説
生産技術
素材メーカーにおいて生産技術職は製品の製造ラインを設計したり、製造に関する技術や生産方法を作成したりする役職です(※36)。その他にも、生産設備の導入の推進や、人員の配置の見直しなど、メーカーによってはさまざまな仕事を担います(※37)。生産技術の仕事により、製造の効率化や量産化が実現され、多くの製品を提供することが可能です。
生産技術職には専門知識の他にも、他部署とうまく連携するためのコミュニケーション能力も必要とされます。そのため、化学や機械、電機系の専門知識に加えて、コミュニケーション能力もアピールできるといいでしょう。
(※37)参考:AGC「職種と社員 製造エンジニア」
製造・生産管理
素材メーカーにおいて生産管理職は製品を作るための業務全般を広く管理する役職です(※36)。出荷、納品までの具体的な計画を立て、指揮を執る他にも資材の調達から在庫管理まで幅広く行います(※38)。生産管理の仕事で重要なのは、「品質、原価、納期」の3要素を高い水準でキープすることだとされており、その結果「良質なものを、安く、短納期で」提供できるといわれています。
そんな生産管理職は物事をうまく進められるマネジメント能力と、予期せぬ出来事にも対応できる対応力や柔軟性が重要になってきます。
(※38)参考:AGC「職種と社員 調達・ロジスティクス」
▼生産管理について詳しく知りたい方はこちら ・生産管理の仕事とは?仕事内容や魅力、向いている人の特徴などを解説
営業
素材メーカーにおいて営業職は製造した素材や製品の販売促進や、外部顧客の意見を内部に伝える役割を果たしています(※36)。自社の製品の知識を学び、伝えることが必須なため、もともとの知識があると学びやすくなりますが、いずれのメーカーも研修制度が整っているため、専門外でも学びやすい環境が整っています。
営業職については以下の記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
▼営業職について詳しく知りたい方はこちら ・営業職とは?種類や仕事内容・将来性と向いている学生の特徴も解説!
資材調達
素材メーカーにおける資材調達職は製造に必要な原材料を仕入れる役割を果たしています(※39)。「必要な原材料を」「必要な数量」「必要な時に」「適切な価格で」仕入れることが重要であるため、コミュニケーション能力や情報収集力などが重要なスキルです。
資材調達の業務は、どのような資材を調達するかで製品の生産、品質、価格に大きな影響を与える重要な業務となるため、製品の生産・品質・価格などに大きく影響します。
(※39)参考:旭化成「設備資材・工事の調達」
素材メーカー業界5社の業績比較・ランキング(営業収益/営業利益/営業利益率)
ここからは、ワンキャリアを利用している学生によるお気に入り数が多い「日本製鉄・旭化成・AGC・クラレ・日本ガイシ」の5社についてご紹介します。
素材メーカー5社の営業収益/営業利益/営業利益率は以下の通りです。
※出典:バフェットコード「日本製鉄/旭化成/AGC/クラレ/日本ガイシ」
※会計基準は日本製鉄・AGCはIFRS方式、旭化成・クラレ・日本ガイシは日本方式で、5社とも連結決算の数値となっています
売上高は日本製鉄が群を抜いてトップでしたが、営業利益率は日本ガイシがトップでした。
素材メーカー業界5社の特徴・強み
日本製鉄:日本にしか作れない高級鉄で差別化し、シェア国内1位を誇る鉄鋼メーカー
国内売上1位の鉄鋼メーカーである日本製鉄(※40)。そんな日本製鉄のセグメント別売上は以下の通りです。
※出典:日本製鉄「2023年度有価証券報告書 P.122」
製鉄事業の売上が約9割と、売り上げのほとんどを占めています。そんな日本製鉄はグループ全体でグローバル粗鋼1億トン体制の実現と、連結事業利益1兆円の実現を目指す「1億トン・1兆円ビジョン」を推進しています。同社はビジョン達成のために「国内製鉄事業の再構築」「海外事業の深化・拡充」「原料事業『調達から事業へ』」「流通も自らの事業領域へ」の4つを軸としています(※41)。
また、同社は「総合力世界No.1 の鉄鋼メーカー」を目指し、以下の4つを柱としています。
国内製鉄事業の再構築とグループ経営の強化 「戦略商品への積極投資による注文構成の高度化」、「技術力を確実に収益に結びつけるための設備新鋭化」、「商品と設備の取捨選択による生産体制のスリム化・効率化」を基本方針として、国内製鉄事業の最適生産体制を構築するとともに、競合他社をしのぐコスト競争力の再構築と適正マージンの確保による収益基盤の強化を推進しています。 海外事業の深化・拡充に向けた、グローバル戦略の推進 需要の伸びが確実に期待できる地域において、当社の技術力・商品力を活かせる分野で、需要地での一貫生産体制を拡大し、現地需要を確実に捕捉することで、日本製鉄グループとして、「グローバル粗鋼1億トン体制」を目指しています。 カーボンニュートラルへの挑戦 脱炭素社会に向けた取組みにおいて欧米・中国・韓国との開発競争に打ち勝ち、引き続き世界の鉄鋼業をリードするべく、「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、経営の最重要課題として諸対策を検討・実行しています。 デジタルトランスフォーメーション戦略の推進 デジタルトランスフォーメーション戦略に5年間で1,000億円以上を投入し、鉄鋼業におけるデジタル先進企業を目指しています。※引用:日本製鉄2023年度有価証券報告書 P.19-P.20
(※40)参考:業界動向サーチ「鉄鋼業界の動向やランキング、今後などを分析」
(※41)参考:日本製鉄「統合報告書2024 P.35」
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旭化成:盤石な事業体制を築く総合化学メーカー
1922年に創業した総合化学メーカーである旭化成(※42)。「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します」をグループミッションとしており、クリーンな環境・エネルギー社会と、健康・快適で安心な長寿社会を目指しています(※43)。そんな旭化成のセグメント別売上は以下の通りです。
※出典:旭化成「2023年度有価証券報告書 P.156」
旭化成は「マテリアル領域」「住宅領域」「ヘルスケア領域」の3領域経営を行っています(※44)。マテリアル領域の占める割合が多いものの、売上比率はバランスが良いことが分かります。各領域の事業内容は以下の通りです。
・マテリアル領域:環境ソリューション事業、モビリティ&インダストリアル事業、ライフイノベーション事業から成り、先端技術を活かした付加価値の高い製品群をグローバル展開し、未来のくらしをリードする
・住宅領域:住宅事業、建材事業から成り、高品質で耐久性に優れた住宅・建材や、住まいに関するさまざまなサービスの提供を通じ、安心で豊かなくらしを実現する
・ヘルスケア領域:クリティカルケア事業、医薬・医療事業から成り、専門性のある高度な技術を進化・融合させ、社会が求める医療ニーズに応えることで、患者さまのQOL(生活の質)向上に貢献する
※参考:旭化成「旭化成レポート 2024年版 P.13」
同社は2030年の目指す姿として、カーボンニュートラル/循環型社会に貢献する「Environment & Energy」、安全・快適・エコなモビリティに貢献する「Mobility」、より快適・便利なくらしに貢献する「Life Material」、人生を豊かにする住まい・街に貢献する「Home & Living」、生き生きとした健康長寿社会に貢献する「Health Care」の5つを価値提供分野として事業展開を進めています(※45)。
(※42)参考:旭化成「旭化成の歴史」
(※43)参考:旭化成「ごあいさつ」
(※44)参考:旭化成「旭化成レポート 2024年版 P.4」
(※45)参考:旭化成「2023年度有価証券報告書 P.14」
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AGC:トップにいながらさらなる高みを目指す、世界最大手のガラスメーカー
1909年に日本で初めて板ガラスの国産化に成功し、現在は世界市場トップレベルのシェアを有しているAGC(※46)。そんな同社は建築ガラス事業以外にも化学品事業、オートモーティブ事業、電子事業などさまざまな事業を展開しており、各セグメントの売上高は以下の通りです。
※出典:AGC「2023年度有価証券報告書 P.121」
さまざまな事業を展開していますが、その売上比率はバランスが良いことが分かります。一方で各事業の営業利益率を見ると化学品事業が一番高く、次いで建築ガラス事業となっています(※46)。化学品事業では電線被覆、チューブなどに使用されるフッ素樹脂「Fluon® ETFE」(※47)が世界トップクラスのシェアを誇っており(※46)、建築ガラス事業はグローバルに事業を拡大し、新たな需要に対応しています(※47)。
そんな同社は、2030年のありたい姿として「独自の素材・ソリューションの提供を通じてサステナブルな社会の実現に貢献するとともに継続的に成長・進化するエクセレントカンパニーでありたい」としており、「AGC plus-2026」を策定しました。 「AGC plus-2026」の具体的な内容としては以下の通りです(※48)。
・ 「両利きの経営」の進化:市況変動に強く、資産効率・成長性・炭素効率の高い事業ポートフォリオの構築を目指す ・サステナビリティ経営の深化:「持続可能な地球環境の実現」「革新的な未来社会の創造」「安心安全な暮らしへの貢献」の3つの社会的価値の創出を通じて企業価値を向上させる ・ 価値創造DXの推進:これまで培ってきたデジタル技術と当社グループの強みであるものづくり力の融合を加速し、各事業の競争力を高める ・ 経営基盤の強化~人的資本経営の推進:成長する個々人の総和がエンゲージメントの高い強い組織をつくり出し、企業価値を向上させ当社グループの使命を実現する
(※46)参考:AGC「事業概要」
(※47)参考:AGC「Fluon® ETFE」
(※48)参考:AGC「2023年度有価証券報告書 P.14-P.17」
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クラレ:オンリーワンを追求するこだわりを持つ化学メーカー
1926年、当時の先端技術であった化学繊維レーヨンの事業化を目的として創立されて以来、「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」という使命のもと、社会的責任と独自技術の追求にまい進してきたクラレ(※49)。そんなクラレのセグメント別売上は以下の通りです。
※出典:クラレ「2023年度決算短信 P.19」
洗剤などの個包装フィルムに使われるポバールフィルムや、合わせガラス用中間膜として使用されるPVBフィルム、高いガスバリア性を持つEVOH樹脂〈エバール〉などを含むビニルアセテート(※50)が約半分を占めており、コア事業となっていることが分かります。世界市場で見ても、クラレが世界で初めて事業化した「ビニロン」は中国を除いてシェア100%を誇るなど、大きな存在感を発揮しています(※51)。
そんな同社は、長期ビジョン「Kuraray Vision 2026」の実現に向けて、「PASSION 2026」で以下3つの挑戦を設定しています(※52)。
・機会としてのサステナビリティ サステナビリティを機会としてとらえ、グループ一丸となって推進します。 ・ネットワーキングから始めるイノベーション 社外・社内を問わず、人と人、技術と技術をつなげることで、新たな成長のドライバーを生み出します。 ・人と組織のトランスフォーメーション デジタルでプロセスを変え、多様性で発想の幅を広げ、人と組織に変革をもたらします。
(※49)参考:クラレ「ごあいさつ」
(※50)参考:クラレ「クラレレポート2024 P.51」
(※51)参考:クラレ「マーケットシェア」
(※52)引用:クラレ「2023年度有価証券報告書 P.12」
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日本ガイシ:セラミック技術を生かし事業多角化を行うセラミックスメーカー
1919年、国内への電力普及に伴う送電インフラ構築ニーズに応えるために送電に必要な部品「がいし」を製造する企業として誕生した日本ガイシ(※53)。世界トップシェアの製品を多数扱っている(※54)同社のセグメント別売上は以下の通りです。
※出典:日本ガイシ「2023年度有価証券報告書 P.153」
エンバイロメント事業が約6割を占めており、コア事業であることがうかがえます。そんなエンバイロメント事業は、自動車排ガスの窒素酸化物(NOx)濃度を測定するNOxセンサーや、自動車排ガスを浄化する排ガス浄化用セラミックスなど、環境汚染防止に貢献する製品とサービスを提供している自動車関連事業と、最先端のものづくりや社会の環境ニーズに応える製品を幅広い産業分野に提供している産業プロセス事業から成り立っており(※55)、今後のさらなる需要が見込まれています(※56)。
そんな同社は、2050年のありたい姿として「独自のセラミック技術でカーボンニュートラルとデジタル社会に貢献する」ことをグループビジョンとして定め、そのために以下の5つの変革を行い、事業構成を転換することを目標としています(※57)。
・ESGを経営の中心として位置づける:カーボンニュートラルに製品・サービスで貢献し、2050年CO2排出量ネットゼロを目指し、良き人材の確保と育成を行い事業での社会課題解決を行い、企業風土づくりを推進する ・「New Value 1000」の達成:2030年に新事業化品の売上1000億円以上を目指し、研究開発費を投資する ・稼ぐ力を高め成長への循環を生む:マネジメントの浸透を目指し、ものづくりチェーンの革新活動を行う ・商品の社会実装の強化:横断的マーケティングを実施し、外との協働を拡大し、価値提供への拡大をする ・DXを推進し、全体変革の推力とする
(※53)参考:日本ガイシ「歴史に培われた強み」
(※54)参考:日本ガイシ「キャリア採用サイト」
(※55)参考:日本ガイシ「エンバイロメント事業」
(※56)参考:日本ガイシ「NGKレポート2024 P.37」
(※57)参考:日本ガイシ「NGKグループビジョン」
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素材メーカー業界5社の社風の違い・制度
日本製鉄:大企業ならではの伝統的な古き良き社風
日本の近代化を支えた官営八幡製鐵所から始まり、高度経済成長期に戦後からの復興に向け鉄を供給し続けた歴史を持つ日本製鉄は(※58)、国内業界No.1として、社会を鉄で支える気概を持って働けるのが魅力です。
ある内定者は「他社比較よりも『鉄への思い』を語ることこそが業界No.1である日本製鉄には受けが良い印象だった」と語っており、「業界1位の企業で、誇りを持って社会を支えていきたい」と考える学生には魅力的な企業といえるでしょう(2024年卒の選考対策ページより)。
(※58)参考:日本製鉄「沿革」
旭化成:温かい人が多く、上下関係もフラットな社風
「自分なりの想いを持ち、それを貫く人によって事業が築かれていく」という考え方がある旭化成は、採用ホームページに「自分の想いを持つ。その想いを磨き、努力を積み重ね合わせる。想いが持つ熱は、人を惹きつける力となり、想いの力が、刺激し合えるチームをつくる」といった記述があるように、同社が社員に強い思いを持つことを求めていることが分かります(※59)。
内定後のフィードバックで「学生時代に取り組んだことの背景を聞くと、強い思いを持って組織のために行動しているのが分かった。本人の物事に対する思いの強さが伝わってきて高評価だった」と社員から言われた学生や、「社員が皆穏やかで温かい点が非常に魅力的だった」と語っている内定者がいることから、「強い思いを持って働きたい」と考えている学生には魅力的な企業になるでしょう(選考対策ページより)。
(※59)参考:旭化成 新卒採用サイト「急:想いを、貫く。」
AGC:若手の意見を積極的に採用しながら多様性を生かす社風
AGCは挑戦する姿勢、「易きになじまず難きにつく」を社訓として掲げています(※60)。この姿勢は事業にも現れており、ガラスでトップクラスのポジションを堅持しているにもかかわらず、化学品事業に挑戦し新たな収益の柱づくりに尽力しています。
また、若手の意見を積極的に採用するための機会として、アイデアを経営陣へアピールする「ゴング・ショー」が開催され(※61)、「そこで承認された研究テーマには実際に予算が付いて研究が始まるとのこと。チャレンジングな社風があることはうかがっていたが、それが制度にも反映されていることに驚いた」と語っている内定者もおり、AGCは若いうちから裁量を持って働きたい学生にはオススメの企業であるといえるでしょう(選考対策ページより)。
(※60)参考:AGC「グループビジョン」
(※61)参考:日経ビジネス「AGCの両利き経営(下) 縦割りは若手が壊す」
クラレ:人へ優しく、人を大事にしながら仕事に熱い社風
「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」という使命のもと、社会的責任と独自技術の追求にまい進してきたクラレ(※62)。それは社員にも浸透している考え方のようで、求める人材として「本気で世の中を変えたい人」を掲げています(※63)。「少数精鋭主義をとっており、一人ひとりが担う仕事の範囲が広いという点も、クラレの特徴のひとつです」(※63)との記述もあるように、仕事に対して熱い社風であることがうかがえます。
一方で、2021年度の年次有給休暇の取得率は85.0%であったり、家庭事情などにより退職し、改めてクラレでの就業を希望する人に対する「カムバック採用制度」があったりと(※64)、人を大事にする制度・社風も整っていると考えられます。また、人材育成制度も整っており(※64)、社員が自分のキャリア構築に積極的に取り組める環境であるともいえるでしょう。
(※62)参考:クラレ「ごあいさつ」
(※63)参考:クラレ 採用ホームページ「求める人材」
(※64)参考:クラレ「People」
日本ガイシ:新しいことへ挑戦しやすく、風通しの良い社風
海外売上比率が75%を超えるグローバルメーカーである日本ガイシ(※65)。世界トップシェアの製品を多数扱っていることもあり、他社と比べて海外市場で強みを有しているといえます。そんな同社で働く環境の魅力は、国内に留まらず世界中で働くチャンスが得られることでしょう。
実際、社員には海外勤務のチャンスが多く与えられており、ある内定者によると技術系大卒社員で1/5、事務・営業系社員で1/3もの社員が海外駐在を経験している他、ある社員も「早ければ入社3年目から海外出張、海外駐在のチャンスがある」と話していることから、年齢を問わず海外勤務のチャンスがあることがうかがえます(選考対策ページより)。このことから、スケールの大きなグローバル市場で活躍したいと考える海外志向の学生にとって、魅力的な企業であるといえるでしょう。
(※65)参考:日本ガイシ 新卒採用サイト「日本ガイシの未来を支えるキーワード」
素材メーカー業界5社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数
5社の平均年収、平均年齢、平均勤続年数は以下の通りです。
※出典:2023年度有価証券報告書「日本製鉄 P.13/旭化成 P.11/AGC P.10/クラレ P.10/日本ガイシ P.11」
※平均給与は千の位を四捨五入しています
日本全体の40代の平均年収が約511万円(※66)です。多少の差はあれど、5社とも圧倒的高水準であることが分かります。
(※66)出典:国税庁長官官房企画課「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告- P.180」より算出し、小数点以下四捨五入しています。
素材メーカーで働く魅力・やりがい
製品として目にすることが少ないものの、さまざまな製品の原料や素材となり、人々の生活を支えている素材メーカーのやりがいや魅力はたくさんあります。ここからは、そんな素材メーカーの魅力・やりがいを3つご紹介します。
安定した環境で働ける
素材メーカーで働く魅力の1つは、安定した環境で働けることです。
素材メーカーは長い歴史を持ち、安定した優良企業が多いです。また、取引先のメーカーからの要求を満たす高い品質の素材を提供する必要があるため、新規参入する企業が少なく、競争も比較的激しくないことが特徴としてあります。
新規事業を展開する企業も多いですが、財務体力や経営体制は安定していることが多く、安定した環境で働ける企業が多いでしょう。
グローバルに働くことができる
素材メーカーで働く魅力・やりがいにはグローバルに働くことができることも挙げられます。
海外に拠点を持つ素材メーカーは多くあり、拠点を持つ以外にも、世界トップのシェア率を誇る素材メーカーも多く存在します。そのため、国内だけでなく、海外でも働く機会は多く存在し、企業によっては若手のうちから海外事業に携わることもできます。
そのため、若手のうちからグローバルに働きたいと考えている就活生にとっては、非常に魅力的といえます。
身近な製品に携わることができる
素材メーカーで働く魅力・やりがいとして、身近な製品に携われることも挙げられます。
製品の素材や材料を提供している素材メーカーは、人々の暮らしを支えているさまざまな製品の一部として利用されており、素材自体は目に見えなくても、身近な製品のほとんどに素材メーカーは関わっています。そのため、自社製品を通じて身近なものづくりに携われる他、人々の生活を支えているという実感も得ることができるでしょう。
素材メーカー業界5社の選び方
ここでは、素材メーカー業界5社の選び方をご紹介します。
自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう!
自己分析とは、過去の経験・エピソードから「自分がどういう人間で、何ができるかを言葉にするプロセス」のことです。
就活において基礎となるプロセスで、会社を選ぶ際だけでなく、自己PRや志望動機を作る際にも役に立ちますが、「自己分析のやり方が分からない」のが学生に共通する悩み。
以下の記事では、自己分析のやり方をあらゆる角度から分解し、解説していますので参考にしてみてください。
▼自己分析について詳しく知りたい方はこちら ・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説
情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用しよう!
「第一志望に受かりたい」「選考突破に必要な情報だけを知りたい」「いろいろな人の考えに触れたい」。
そんな気持ちに答えるべく、ワンキャリアでは4,000社を超える人気企業の選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)を掲載している他、1,800件を超える就活記事も掲載しています。
例えば、合格の秘訣のページでは、企業の魅力や各職種の魅力、会社が求める人物像、選考のポイント、内定者の感想を掲載しているため、会社を選ぶ際の参考にできます。
以下の記事では、これらの情報を掲載している「選考対策ページ」「募集ページ」「就活記事」の活用法をご紹介していますので参考にしてみてください。
▼ワンキャリアの活用方法について詳しく知りたい方はこちら ・「就活の赤本」内定のウラ情報が満載、ワンキャリアを使い倒せ!
ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用しよう!
ワンキャリア公式YouTubeチャンネルでは、過去に配信した100社以上の説明会動画が見放題です。これらを利用して企業研究や志望動機のブラッシュアップに役立てましょう。
また、ワンキャリアのキャリアアドバイザーによる新番組『ワンキャリコミット』も見逃せません。クチコミやワンキャリアライブの企業情報をもとにした、人気企業・難関企業の選考対策動画や、「自分に合った会社はどれか?」「秋以降どう動けばいい?」など、就活生のためのお悩み解消コンテンツをご用意しています。ぜひ情報収集にお役立てください。
「ONE CAREER」のYouTubeチャンネルはこちら(YouTubeに遷移します)
手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ!
業界研究を行うことで、志望企業と競合他社の違いが明確になり、自分に合った会社を見つけられ、志望動機の説得力が増します。
志望動機が重視される「日系メーカー」「インフラ」、業界研究をしないと「入社後やりたいこと」「強い志望動機」が語りづらい「金融」「商社」「広告」、内定辞退を恐れ、「業界1位・2位の企業ではなく、なぜうちなのか」が何度も聞かれる「業界3位以下の企業」では業界研究はマストといわれています。
とはいえ、時間がかかる業界研究は、正直少し大変ですよね。
そこで、ワンキャリア編集部が就活生の代わりに業界研究を行いました!
就職活動が本格化して忙しい時期こそ、ワンキャリアの業界研究記事をぜひフル活用して、効率良く情報を集めましょう!
▼業界研究記事はこちら ・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!人気業界/企業を徹底比較
企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ!
企業研究は、企業のホームページを見て、OB・OG訪問をして……と、膨大な時間がかかるように思われがちですが、実は短時間で終わらせられるのです!
多くの企業が採用する「Big Five(ビッグ・ファイブ)理論」のテスト。実は簡易版のテストを使うだけでも、ある程度自分に向いている業界・会社・仕事分野がわかります。自分の適性をつかんでおけば「向いていない業種の採用選考を受け続ける」リスクを回避でき、企業研究の時間短縮にもつながるでしょう。
次にワンキャリア編集部が皆さんの代わりに企業研究を行う「3分対策シリーズ」をお届けします。各企業の社風や選考のポイントをまとめてあるので、ES締め切り直前や面接前日の時間がないときの企業研究におすすめです!
それぞれについての記事を以下でご紹介しますので、参考にしてみてください。
また、ワンキャリアの選考対策ページにある「合格の秘訣」も企業研究におすすめです。業界の特徴から各企業の特徴や強み、社風から選考対策についても記載してありますのでぜひ参考にしてみてください。
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▼企業研究について詳しく知りたい方はこちら ・企業研究は10分で終わらせる!「欲しい人材を見抜く」裏ワザ ・企業の対策は3分で全部終わらせる!ワンキャリ編集部がお届けする「3分対策シリーズ」
就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう
就活をしているとよく聞く「就活の軸」というワード。自分の就活の軸を持っていると行きたい会社は確固たるものになります。
就活の軸を見つけるにはまず、自己分析をして自分の「本音」と「建前」を整理しましょう。おのずと自分ならではの就活の軸が姿を現すはずです。
▼就活の軸について詳しく知りたい方はこちら ・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文
素材メーカー業界5社が求める人物像・選考対策
ここからは素材メーカー業界5社が求める人物像と選考対策をそれぞれ解説します。
素材メーカーが求める人物像
各社が求める人物像は、下記の「合格の秘訣」を参考にしてください。
日本製鉄
旭化成
AGC
クラレ
日本ガイシ
素材メーカーの選考対策
詳しい選考ステップは、下記の「選考対策ページ」を参考にしてください。
日本製鉄
旭化成
AGC
クラレ
日本ガイシ
エントリーシート(ES)対策
企業が志望動機で注目しているポイントは、「会社で活躍できる人材であるかどうか」という点です。そして具体的には以下の3つのポイントを重要視しています。
・入社意欲がどれほど強いか ・自社のカルチャーや目指す方向性と合っているか ・入社後に活躍してくれそうか
これら3つのポイントを含んだ志望動機は説得力があり、過去の選考参加者や内定者のESからも高評価を受けやすいことが分かっています。
▼エントリーシート(ES)の書き方について詳しく知りたい方はこちら ・志望動機【例文17選】ES・履歴書での書き方と職種・業界別の実例 ・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
Webテスト対策
Webテストは多くの企業で実施されており、企業ごとに異なるテストが使用されています。そのため、事前にテスト内容を把握し、対策をしておくことが重要です。
素材メーカー業界では、特に「SPI」「玉手箱」が多く実施されています。
SPIは性格と能力の2領域を測定し、能力検査は言語(国語)と非言語(数学や算数)で分かれています。時間制限がついているという特徴があり、受験者の解答状況や正答率によって問題が変わっていきます。正答率が高ければ難易度の高い問題が出題され、高得点につながるので、時間内で的確に問題を解けるようにしておきましょう。
玉手箱は、計数理解(数学)、言語理解(国語)、英語理解、性格テストの4種類に分かれており、問題数に対して解答時間が非常に短いことが特徴です。そのため、満点を目指すのではなく、確実に解ける問題に集中することが求められます。また、玉手箱は毎年似たような問題が出題される傾向があるため、スピード感に慣れるために多くの問題を解いておくことが大切です。
また、企業によっては企業オリジナルの筆記試験が課される場合があるため、あらかじめ確認しておくといいでしょう。
以下にWebテストについての記事をご紹介しますので参考にしてみてください。
▼Webテストについて詳しく知りたい方はこちら ・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧 ・【SPI対策】全問題形式を完全網羅!練習問題&解答一覧(言語・非言語・英語・構造的把握力) ・【玉手箱対策】問題&解答集|出題企業と問題形式(計数・言語・英語)まで紹介 ・【GAB対策】全種類の問題&解答集|例題で練習必須の独特な適性検査とは ・TG-WEB対策のすべて|例題や解答集、おすすめの問題集まで解説
面接対策
業界や会社によって面接で問われる内容は異なります。そのため、志望する業界に合わせた対策が必要です。以下では、業界や企業ごとに準備を進める際のポイントをご紹介します。
まず、面接選考を通過するためには「企業目線」で考えることが重要です。内定の判断を行うのは、その企業の人事担当者や役員ですので、企業が求める人材像を理解することが不可欠です。経営計画などの企業情報を調べることはもちろんですが、企業側の視点に立ち、「どのような人材が求められているのか」を意識しながら面接準備を進めましょう。
また、面接対策では自己分析を行い、自分をアピールするための材料をそろえることも重要です。しかし、選考対策の順番としては、まず企業や業界の分析を行い、その後に自己分析を進める方が効果的です。企業のニーズを理解した上で自分の強みを整理することで、より説得力のあるアピールが可能です。
ワンキャリアでは、企業ごとの選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)を紹介しています。これにより、各企業が重視する評価ポイントや求める人物像を効率的に把握でき、情報収集の手間も省けます。企業研究を進める際には、ぜひご活用ください。
▼面接対策について詳しく知りたい方はこちら ・【面接で聞かれること】新卒就活で頻出の質問一覧と内定者の回答例
技術面接対策
技術面接とは、「学生時代に取り組んだ研究内容」「研究を通じて得たスキル」などを企業からチェックされる面接です。主に理系の就活生を対象に実施されます。
技術面接の特徴は以下4点です。
・プレゼンテーション形式で実施 ・学部生でも実施 ・メーカーやIT企業が実施 ・面接官はほぼ技術職員
通常の面接とは異なり、プレゼンテーション形式で実施したり、専門知識を用いたり、面接官も専門知識に詳しい技術職員であったりします。そのため、技術面接を実施している場合はしっかりと対策をして臨みましょう。
技術面接については以下記事で詳しく記載しておりますので、参考にしてみてください。
▼技術面接について詳しく知りたい方はこちら ・技術面接【完全版】頻出の質問や落ちる理由、スライド作成術も網羅
OB・OG訪問
OB・OG訪問は、大学の先輩や知り合いを通じて紹介してもらったり、就活イベントを利用したりして社員と接点を持つことで機会を得られます。これにより、説明会では得られないリアルな情報を知ることができ、業界や企業についての理解が深まることは間違いありません。
さらに、業界や企業によっては、OB・OG訪問の有無や訪問時の評価が選考に影響することもあります。訪問の回数が多いと「熱意がある」と評価されたり、質の高い質問をすることで「優秀だ」と思われたりすることがあります。
OB・OG訪問をすべきか迷っている場合は、まずは最初の1人、同じゼミやサークルの先輩など身近な人から始めてみるといいでしょう。
OB・OG訪問については以下の記事で詳しく記載してありますので参考にしてみてください。
▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら ・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説
素材メーカー業界以外の業界研究記事
■業界研究まとめ記事はこちら ▪️メーカー ・【素材メーカー:業界研究】大手5社(日本製鉄・旭化成・AGC・クラレ・日本ガイシ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【電機メーカー:業界研究】大手4社(ソニー・日立製作所・パナソニック・三菱電機)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い ・【化粧品メーカー:業界研究】日本の大手4社(花王・資生堂・コーセー・日本ロレアル)を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【飲料メーカー:業界研究】大手4社「アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【食品メーカー:業界研究】大手5社(味の素・日本ハム・明治・日清食品・江崎グリコ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【重工メーカー:業界研究】大手3社「三菱重工業・川崎重工業・IHI」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【製薬:業界研究】大手5社(武田薬品工業・大塚製薬・アステラス製薬・第一三共・中外製薬)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【精密機器メーカー:業界研究】大手4社(デンソー・キヤノン・富士フイルム・キーエンス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:日系消費財メーカー】大手4社(花王、ユニ・チャーム、ライオン、小林製薬)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【自動車メーカー:業界研究】大手5社(トヨタ・ホンダ・日産・スズキ・マツダ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【医療機器メーカー:業界研究】大手5社(キヤノン・富士フイルム・オリンパス・テルモ・オムロン)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️商社 ・【総合商社:業界研究】五大商社(三井物産・三菱商事・伊藤忠商事・丸紅・住友商事)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【鉄鋼商社:業界研究】大手4社「伊藤忠丸紅鉄鋼・メタルワン・阪和興業・JFE商事」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️金融 ・【メガバンク:業界研究】三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:地銀】横浜銀行、千葉銀行、京都銀行、近畿大阪銀行、池田泉州銀行。Uターン就活生から圧倒的な人気を誇る地方銀行の違いや意外な魅力とは?
・【業界研究:生保と損保の違い】保険業界を受けるなら知っておきたい、生命保険、損害保険業界の違いを徹底比較!
・【生命保険:業界研究】大手生保(日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命)を比較!業績比較・ランキング・強み・社風の違い
・【損害保険:業界研究】大手4社(東京海上日動火災保険・損害保険ジャパン・三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【カード:業界研究】大手3社「三井住友カード・ジェーシービー(JCB)・三菱UFJニコス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【信託銀行:業界研究】大手3社「三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・SMBC信託銀行」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【証券:業界研究】大手5社「野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:外銀(外資系投資銀行)】大手4社「モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【アセットマネジメント:業界研究】大手4社「野村アセットマネジメント・アセットマネジメントOne・大和アセットマネジメント・三井住友DSアセットマネジメント」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️コンサル ・【戦略コンサル:業界研究】戦略コンサル大手5社「マッキンゼー・BCG・ベイン・A.T. カーニー・ADL」を比較!仕事内容・社風/強みの違い
・【業界研究:総合コンサル】大手6社(アクセンチュア、デロイト、PwC、アビーム、EY、KPMG)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️マスコミ・エンタメ ・【出版:業界研究】4大出版社(KADOKAWA・集英社・講談社・小学館)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【テレビ局:業界研究】キー局6社(フジテレビ・日本テレビ・TBSテレビ・テレビ朝日・テレビ東京・NHK)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【大手広告代理店:業界研究】大手5社(電通・博報堂DYグループ・サイバーエージェント・ADK・JR東日本企画)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:旅行業界】「JTB、KNT-CT、HIS、日本旅行」大手旅行会社4社それぞれの強みや社風、給料を徹底比較!
▪️インフラ・資源
・【鉄道:業界研究】大手8社「JR東日本・JR東海・JR西日本・東急・阪急電鉄・東武鉄道・名古屋鉄道・東京地下鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【海運:業界研究】大手3社「日本郵船・商船三井・川崎汽船」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【ガス:業界研究】大手4社「東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:エネルギー】電力・ガス業界の大手4社「東京電力・関西電力・東京ガス・大阪ガス」の事業や年収を徹底比較!
・【業界研究:石油業界】「ENEOS・出光興産・コスモエネルギー・国際石油開発帝石・石油資源開発・三井石油開発」石油大手6社の業績、社風を徹底比較!
・【業界研究:航空会社】大手2社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL))を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【非鉄金属:業界研究】大手4社(住友電気工業・JX金属・三菱マテリアル・住友金属鉱山)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️不動産・建設 ・【デベロッパー:業界研究】大手6社(三井不動産・三菱地所・東急不動産・住友不動産・野村不動産・森ビル)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【デベロッパー2:業界研究】大手4社(ヒューリック・東京建物・日鉄興和不動産・NTT都市開発)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【スーパーゼネコン:業界研究】主要5社(鹿島建設・大林組・清水建設・大成建設・竹中工務店)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️IT・通信 ・【SIer:業界研究】SIer大手5社ランキング(NTTデータ・富士通・NEC・日立製作所・日本IBM)!業績比較・平均年収・社風/強みの違い
・【通信:業界研究】大手キャリア4社(NTTドコモ・ソフトバンク・KDDI・楽天)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️人材・教育 ・【人材:業界研究】大手5社「リクルート・パーソルキャリア・パソナ・レバレジーズ・ビズリーチ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【教育:業界研究】大手5社「リクルート・ベネッセ・Gakken・公文・ナガセ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▼就活記事の総集編まとめ
・【新特集スタート】就活生の悩むべき問題は5つだけ。モヤモヤした視界を切り開く「就活の羅針盤」
・27卒就活はいつから?スケジュールとインターン準備の有利な進め方
・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説
・志望動機【例文17選】ES・履歴書での書き方と職種・業界別の実例
・【強み30選】就活の自己PRで使える強みの見つけ方と一覧|例文つき
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・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説
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・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧
・グループディスカッション完全対策!全テーマの進め方・流れやコツを網羅的に解説
・ケース面接対策&例題|コンサル・日系大手も出題!ゼロからの始め方
・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
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