就職活動をする際の「業界選び」は、どのように行っていますか? 就職活動の中で興味を持った業界やこれまでの学びを生かせる業界、自分に向いていそうな業界など、いろいろな視点で、さまざまな業界を比較・検討している人が多いかもしれません。
しかしながら、その中には「知識や経験がないから」「文系だから」「理系だから」と、無意識のうちに選択肢から除外している業界があるのではないでしょうか。
2024年1月に株式会社電通国際情報サービス(ISID)から社名変更をした株式会社電通総研は、これまで培ってきたSIerとしての強みを生かしながら、コンサルティングやシンクタンク機能にも磨きをかけ、顧客の課題解決により広く・深く貢献できる企業を目指しています。
今回は、電通総研で技術職としてシステム開発・導入の業務にあたる鬼束さん、奥山さん、さらに人事として採用に携わる堀さんにお話を伺いました。ITに関わる技術職のお2人はいずれも文系学部出身ですが、どのようにITに関するスキルを身に付け、現在どのような働き方をしているのでしょうか?
(※)顧客価値最大化に向けて、2025年以降大幅な組織変更を行っているため、取材時に答えている所属名称と現在の所属名称が異なる場合があります。
<目次>
●創業50年。SIerを脱却して、より幅広い価値提供を目指す
●相談役として企業の業務変革に関わる「電通総研らしさ」
●入社前後の研修で、「自分の志向を考えられる」環境
●ともに「変革」にチャレンジできる人と、一緒に働きたい
創業50年。SIerを脱却して、より幅広い価値提供を目指す
──まずは、電通総研という企業について教えていただけますか。
堀:電通総研は1975年に電通国際情報サービス(通称、ISID)として創業し、今年で50周年を迎えます。
もともとは顧客の業務効率化や課題解決のためにシステムを開発・導入するSI(システムインテグレーション)を主軸事業としていましたが、社名変更とともにコンサルティング、シンクタンクの機能を統合。課題設定からソリューションによる解決まで、お客様へより幅広い価値提供ができるようになりました。
社名変更の理由のひとつは、電通総研としての変革に向けての「決意表明」です。これまでのSIerとしての強みは保ちつつ、SIerの枠組みを超えて、業務改革やIT戦略などより上流からお客様をサポートできる企業として成長していく、という意思を込めています。
堀 向日葵(ほり ひまわり):人材戦略本部 採用推進部 新卒採用グループ(取材時点)
2023年に株式会社電通国際情報サービスに中途入社。人事部にて内定者・新入社員研修、DEI推進を担当。2024年より採用推進部にて新卒採用を担当。
──今後電通総研が目指す人材戦略について教えてください。
堀:2019年から継続して掲げているビジョン「HUMANOLOGY for the future 人とテクノロジーで、その先をつくる。」のさらなる発展を目指しています。
人とテクノロジーをかけ合わせてイノベーションを起こしていくこと、社員一人一人が所属や専門にとらわれずに領域を横断する「X Innovator(クロスイノベーター)」として活躍できる土台づくりや、それによって当社が大切にしている「人間魅力」を引き出す環境へとつなげていきたいと考えています。
「人間魅力」というのは、それぞれの人がもっている個性や専門性のことです。電通総研の行動指針「AHEAD」でも用いられている言葉で、弊社で働く方には皆「その人にしかない力」を生かして、さまざまなステークホルダーとコラボレーションし、相乗効果を発揮しながら活躍していただきたいと考えています。
──電通総研の社内には、どのような役割があるのでしょうか?
堀:職種としては、営業職と技術職とスタッフ職があります。ビジネスにおいては、それぞれ以下のような役割を担っています。以下に記載されている営業以外の役割は技術職が担います。
堀:他社SIerでは、1人の社員は1つの役割に専念することが多いと聞きます。一方で電通総研では、1人の社員が複数のプロジェクトで複数の役割を担当することが多く、幅広い経験を積むことができます。また、技術職も営業マインドが求められ、営業職も技術的な知識が求められることも特徴だと思います。
相談役として企業の業務変革に関わる「電通総研らしさ」
──ここからは、技術職のお2人にもお話をお伺いします。自己紹介とともに、普段の業務内容について教えてください。
鬼束:私はコミュニケーションIT事業部の基幹ビジネスユニットに所属しています。電通グループの基幹業務システム(人事・経理・その他管理部門の企業経営に必要不可欠な業務の実施を効率化するシステム)の開発と保守・改修(担当者の方々に使い続けてもらうためのサポート)などがメインの業務で、プロジェクトマネージャーとして案件のリードをすることが多いですね。具体的には、受発注管理などの会計システム、IT投資管理やIT部門のリスク管理を行う業務支援系システムをメインに、既に導入されているシステムの保守・運用を担当していました。
具体的に説明すると、主に定常的・継続的に、問い合わせ対応やシステム維持に関するサポートを行っていました。その中で、機能改善のニーズが出てくると、お客様から問題点などをヒアリングし、提案を行っています。パッケージソフトを導入することもありますが、スクラッチ(※)で開発することのほうが多いですね。
(※)……既存のシステムやパッケージソフトを使用せず、ユーザーに合わせて、システムをゼロから開発する手法のこと
──業務は、具体的にどのような形で進行していくのでしょうか。
鬼束:保守作業の中で発生するシステム改善プロジェクトの場合は、お客様からのご要望がきっかけになることが多いです。
例えば「業務フローが変わったので、使っているシステムもそれにあわせて変更したい」といった形ですね。そこから、社内の営業担当者と協力してお客様からの要望や新しい業務フローを詳しく聞き取り、新しいシステムの提案書を作成します。
提案書にOKをいただいて開発案件の受注が決まったら、本格的にシステム設計に着手します。営業担当者をはじめ、パートナーとして業務をお願いしているグループ会社のエンジニアさんと協力しながら、要件定義や設計・開発、テストといったフェーズを進め、リリース(お客様のシステム利用の開始)まで持っていく、といった流れです。
鬼束 奈桜(おにつか なお):技術統括本部 エンタープライズ第二本部 グループITユニット基幹システム開発部(取材時点)
2014年に株式会社電通国際情報サービスに新卒入社。プロジェクトマネージャーとして、電通および電通グループの会計基幹系・業務支援系システムの開発・保守を担当。
奥山:私はビジネスセグメントのグループ経営ソリューション事業部に所属しています。一般会計コンサルティング部で、経費精業務などを効率化する自社開発のパッケージ製品「Ci*X(サイクロス)」シリーズの経費精算領域で、システム導入プロジェクトのコンサルティングを担当しています。
私の仕事は、プロジェクト開始後にお客様と課題の整理を行い、お客様の「システムを刷新したい」という要望を受けて、お客様や社内の営業担当者と協力をしながら Ci*Xの提案を行います。新システムとしてCi*Xが採用されれば、システム導入プロジェクトがスタートします。課題の整理を行い、要件定義から開発、その後のシステムの動作検証を行っていきます。
──プロジェクトは、どのような規模で行われるのでしょうか。
奥山:人によりプロジェクトの期間は異なりますが、私の場合の期間は7~8カ月程度で、プロジェクトマネージャーとなるコンサルタントを含めて、メンバーは5名程度。コンサルタントは、基本的に1人1案件で業務にあたるイメージです。
私は、入社して2年目からチームリーダーを任されるようになりました。「1人1案件」が基本なのですが、3年目はインボイス制度など新しい法制度へ対応するためシステム刷新をされるお客様が多く、複数の案件を掛け持ちしていた時期もありましたね。
奥山 沙耶(おくやま さや):営業統括本部 グループ経営ソリューション事業部G経営コンサルティング第2U 一般会計コンサルティング部(取材時点)
2021年に株式会社電通国際情報サービスに新卒入社。自社製品である経費精算システムの導入チームに所属し、チームリーダーとして、提案・要件定義から稼働後の保守までを担当。
──電通総研の強みはどのようなところにあると思いますか?
鬼束:私は「お客様との距離が近いこと」だと思います。決してなれなれしいということではなく、相談役のように、ちょっとした悩み事からご相談いただけることも多い印象です。
奥山:それはあると思います! 導入した製品に対して、「やっぱりこうしたい」「ここが使いにくい」といった改善要望や意見が出ることも少なくありません。ちょっとした悩みやお困りごとでもすぐに伝えていただけますし、電通総研も「お客様のパートナー」としての役割を大事にする人が多いですよね。
鬼束:お客様と対話を重ねた上で、最善の方法を考えて提案する思想が根付いていると思います。打ち合わせは何度も行いますし、お客様の業務をより深く理解しているからこそ、一歩踏み込んだご提案ができるのかな、と。
堀:電通総研が掲げるミッションでは「誠実」という言葉が使われているのですが、まさに目の前のお客様に誠実であるからこそ、そのためにベストな提案をしようという気持ちが強くなり、お客様からも相談役として信頼されるのでしょうね。
──そういった「電通総研の社員らしい在り方」を、皆さんはどのように身に着けたのでしょうか?
鬼束:前提として電通総研には、お客様に対してだけではなく、社員同士でも誠実かつ「オープン」な関係を構築していくような社風があります。社員は、そのオープンなスタンスの延長線でお客様にお会いしますし、他の社員に接しますね。
そんな先輩社員と一緒に働く中で、自分も「他者に対して、壁を作らない」性質が身に付いたのだと思います。それが、本音でお客様と関係を築くような、電通総研らしい「誠実さ」を支えているのかもしれません。
奥山:私も、OJTを担当してくださった先輩を見ながら働き方を覚えていった記憶があります。配属後すぐの頃は「どのように振る舞うのが正しいのか」さえ分からないので、先輩をまねして、経験をしながら身に付けていきました。
OJTの先輩との関係は、OJT期間終了後も続きます。長期的にお世話になることで、ITに関する知識はもちろん、電通総研の社員としての働き方もその先輩を通して学ぶことができたと思っています。
──お客様の事業や社会に対して、電通総研やご自身の仕事を通して、どのような価値を生み出していると思いますか?
奥山:現在は、とても多くのお客様が苦労して自社のDXに取り組まれています。導入プロジェクトをご一緒したお客様から「会計がスムーズになった」「経理の業務が楽になった」と言葉をいただけると、その大掛かりな変革の一端を自分が担うことができたのだと、うれしい気持ちになりますね。
電通総研として現在は、経費精算用途以外の自社によるパッケージ製品の開発に取り組んでいます。それらも通して、今後もお客様のDXに貢献していきたいなと思っています。
鬼束:そうですね。実際のところ、私が担当するのはバックオフィス系のシステムが多いので、「世の中を変える」や「イノベーションを起こす」というような派手さは、正直なところあまりないかもしれません。
しかし、企業が十分なスピード感で事業に取り組むには「不便がない」ことがとても大事で、システムはそれを実現するためのものです。ただの外注先ではなくお客様の相談役として、システムを通して業務のサポートをするのが、私たちの役割なのだと思っています。
だいぶ裏方ですが、企業活動や社会を支える「縁の下の力持ち」が私なのかな、と。
入社前後の研修で、「自分の志向を考えられる」環境
──鬼束さん、奥山さんが電通総研へ入社した経緯を教えていただけますか。もともと、IT業界は検討していたのでしょうか?
奥山:私は、「人の生活に関わる」ことに軸を置いて就職活動をしていました。そこに一番やりがいを感じられるなと思っていて。そこで不動産、メーカー、IT業界を見ていました。
その中で電通総研の社員と話すと、社員の方がすごくいきいきと働いているところと、とても話しやすい雰囲気を感じました。
奥山:よく覚えているのが、内定が出た後、電通総研の人事の方に「入社するか悩んでいる」と正直に話したときに、「納得いくまで就活をやって、じっくり考えてほしい。あなたが望むところに行くのを支援したいから」と声をかけていただいたことです。「なんていいことを言ってくれるんだろう!」と思ったんですよ。
堀:それは、電通総研が就活中の学生さんに向き合う時に大切にしている考え方ですね。「絶対うちがいいよ!」と無理にプッシュする人はいないです。
鬼束:私も社風というか、会社の雰囲気に惹(ひ)かれたところは大きいです。合同説明会で偶然IT系の企業の説明を聞き、ITって面白そうだなと感じたのがきっかけですが、いくつか受けた中でも電通総研はなんだか「合いそう」だったんです。
ITって堅い会社が多いイメージだったのですが、電通総研はすごく柔らかくて。でも緩いわけではなくて、受容力がありそうだなと感じたんですよね。
堀:学生の方や内定者からも「個性を尊重する文化」や「風通し」を選考のプロセスで感じてくださった、という話をよく聞きます。相手に興味を持って接している社員が多いと感じていただいたのかもしれません。
初対面でもすぐに打ち解けられる空気みたいなものがありますよね。実は鬼束さん、奥山さんとお会いしたのは今日が初めてなのですが、そんな状況でもカジュアルにお話できるのも、電通総研の社員同士だからなのかもしれません。
──鬼束さん、奥山さんともに文系学部出身とのことですが、技術職での採用に不安はありませんでしたか?
奥山:大学でITに関する知識を学んだわけではなかったので、イチからのスタートに正直不安はありました。でも、どんな仕事に就いたとしても最初は何も分からないところからですし、「新しいことを勉強しないといけない」のは変わらないので、「それなら入社してから頑張ろう!」と思いました。
入社後には半年かけて研修を受けますが、後半では実際の開発プロジェクトに近い「アドバンスト研修」があります。そこではWebアプリケーション開発演習を行い、設計・実装・テストなど、開発をチームで行いさまざまなポジションに触れられたことで、自分の適性を考えることができました。
堀:理系出身者やプログラミング経験のある人だけを採用すると思われる方も多いのですが、電通総研は採用時点では文理でふるいにかけるようなことはしていません。
年によって異なりますが、25年卒の採用実績では情報系出身者は理系の中でも3割ほどで、文系学部出身者も全体の4割ほどいます。理系学部、非情報系、文系出身など、さまざまな専攻の学生がいます。
実際に当社の23卒・24卒の新入社員のオンボーディングを見てきましたが、奥山さんのように、開発演習を通してご自身の志向を発見する人は本当にたくさんいます。情報系の出身でない人がプログラミングの楽しさに目覚めてコーディングにハマったり、お客様と関わる機会が多い仕事に面白みを見いだす人もいたり、技術職としてさまざまなキャリアの歩み方があります。
入社後の事業説明で、当社に対する理解がより深まった結果、奥山さんのように、学生の時の志望が大幅に変わる方もいます。すでにやりたいことがある人も、「自分はこれ」と決めず、研修でたくさんのことを学んでほしいと思います。
──研修プログラムでは、具体的にどのようなことを行っているのでしょうか。
堀:当社は研修に注力しており、内定期間から、手厚い育成機会を提供しています。最近は内定者同士で「学習グループ」を作り、基本または応用情報技術者資格のテキストを配布して、グループごとに学びの進捗(しんちょく)を共有するなど、入社前から刺激しあえるような環境をつくっています。入社後は、ITの研修はもちろん、ビジネスマナーなどの基礎的な研修も行うので、着実にステップアップしていくことができます。
ちなみに奥山さんからお話があった「開発演習」は、何名かでチームを組んで、現場仕事と同じような開発プロジェクトに取り組むものです。お客様役の外部講師と打ち合わせをし、サポート役の外部講師と先輩社員からフォローを受けながらシステムを作っていく、実践的な研修ですね。
配属後のOJTでも、業務面をサポートする直属の社員と、別のポジションで何でも相談できるメンター的な立場の社員の計2名がつくようにしています。さらに、独自で細かな業務インプットを行っている部署もありますよ。
鬼束:私は研修を受けたのはかなり前のことですが、今でも当時受けたプログラムの内容を思い出す場面は多いです。
PMになってコードを書く機会が減った分、技術情報のキャッチアップがおろそかにならないように、任意で受けられるプログラムを積極的にチェックするようにしています。学び続けることが求められる仕事でもあるし、研修や自主学習形式のプログラムが充実しているのは、年次が上がってもありがたいですよね。
ともに「変革」にチャレンジできる人と、一緒に働きたい
──電通総研で活躍している人のイメージを教えてください。
鬼束:先にお伝えしたように電通総研は「個性を尊重する文化」があるので、柔軟性と主体性が高い人が信頼を得られていると思います。同じプロジェクトというのは存在しませんし、メンバーや向き合うお客様、プロジェクトの要件も変わっていきます。その中でしなやかに動ける人がうまくプロジェクトを回せている印象があります。
それから、自分の頭で考える人。「こう指示されたので」という受け身の姿勢では活躍や成長がしにくいかなと思います。自分なりに考え、試行錯誤しながら取り組める人のほうがフィットするのではないでしょうか。
奥山:「自分で考える力」は大事ですよね。受け身ではなく自分にできることを考えながらチャレンジできる人が、私のいる部署にも多いです。スキル面はやはり入社後に研修やOJTを通して身に付いていくものなので、自らの課題を見つけ、それに対してしっかりと取り組める力があるといいかなと思います。
堀:採用活動の中で学生を見ているポイントは、お2人が挙げてくださったような資質に加えて「ITに興味をもっているかどうか」です。例えば何か面白いテクノロジーが現れたときに、その裏にはどのような仕組みがあるのか、好奇心や関心を持って追究できる人は仕事でも同じように考え、動ける方が多いです。
それから、社会に何かしらの価値提供をしたいという思いがある方が前向きに働けている印象です。強い思いやパッションがある人ほど、それをモチベーションにしてアクションをとれるはずですし、結果として主体性やチャレンジ精神につながると思います。
──最後に、就活生へ向けてメッセージをお願いします。
鬼束:メンバーと話していると気づくのですが、電通総研には「面白がる人」が多いような気がします。就職活動中はつらいこともたくさんありますが、それをある種、楽しめる人というのでしょうか。「面白いじゃん!」という気持ちでいろいろな会社を見てみてほしいですし、そうすれば自分に合った会社に出会えるのではないかと思います。
電通総研もこれからどんどん変わっていくし、それを「面白い」と思いながら一緒に働ける人が来てくれたらうれしいですね。
奥山:就職活動をしていると、業界や仕事内容などで自分にできるか不安になることが私にもありました。でも、そこで自分の限界を決めずにいろいろな可能性に挑戦して、視野をどんどん広げてほしいです。そこで広げた可能性は社会に出てからも自分の中に残りますし、挑戦のきっかけにもなるはずです。
堀:就職活動ではご自身が「実現したいこと」を考え、自分自身を改めて見つめ直すきっかけにしてほしいです。どこでそれを成し遂げるのか、社会や周囲にどんな影響をもたらしたいのか。ご自身の「実現したいこと」を実現する手段の一つとして、企業を選んでほしいなと思っています。その過程で電通総研に出会ったとしたら、ぜひ選択肢に加えてもらいたいです。
私が就活をしていた頃は、ろくに調べもせず、「IT業界では自分は活躍できない」と思って諦めていました。今となると「もったいなかったな……」と反省しています。皆さんにはご自身の可能性を勝手な思い込みで狭めずに、最大限幅広い選択肢や可能性を検討してほしいと思います。
電通総研は、「変革期」にいます。「これが変わったら完了」という意味の変革ではなく、電通総研はこれからも変わり続け、チャレンジし続けます。そのアクセルを踏むタイミングが今であることは、学生の皆さんにとって絶好のチャンスになるはず。電通総研の未来を一緒に築いていける仲間に出会えることを、心より楽しみにしています!
▼企業ページはこちら
電通総研(旧:電通国際情報サービス)
【ライター:藤堂真衣/撮影:遠藤素子/編集:伊藤 駿(ノオト)、山田雄一朗】