※こちらは2020年12月に公開された記事の再掲です。
2000年。グーグル(Google)もまだ創業3年目で、「ビッグデータ」という言葉もメディアに出ていなかった時代。伊藤忠商事の新卒3年目の若手社員が構想を掲げた、金融データビジネスの社内ベンチャーが誕生した。
その会社は「イー・ギャランティ」と名付けられ、後に東証一部に上場。新型コロナウイルスの感染拡大が経済に打撃を与えた2020年も高成長を続け、データを活用した新たな事業展開も見据える。
「当時から事業構想の真ん中にはデータベースがありました」
構想を掲げた当時の若手社員であり、現在はイー・ギャランティの社長を務める江藤公則さんは打ち明ける。伊藤忠で金融部門に配属された彼が目にしたのは「金融機関がリスクを恐れすぎ、お金を借りたい企業が貸してもらえない」という日本の現実。この負を解消するために「リスク情報」に着目し、理想の実現に向けて奔走してきた。
「金融で国益を取るための事業を作りたい」と今なお情熱を燃やす江藤さん。若手時代からの変わらぬ思いと、目指す未来に迫る。
新卒1年目から伊藤忠に社内ベンチャーを提案。承認を得る前に銀行からの出資を決める
——江藤さんは新卒で伊藤忠商事に入社し、3年目にイー・ギャランティに出向され、現在は社長を務めています。まずは伊藤忠商事に入った理由からお伺いできますか。
江藤:新卒のときはあらゆる業界を片っ端から受けて、最後まで悩んだのはテレビ局と商社でした。商社を選んだのは、フィールドが広いからです。
テレビ局ではずっと番組だけを作りますが、商社なら何でもできます。テレビ局を作りたければ作ればいいし、衛星放送のための衛星を打ち上げたっていいわけです。特に私は「事業欲」が強くあったので、事業を作るなら商社の方が適していると思いました。
その中で伊藤忠商事を選んだのは、比較的若いうちからいろいろなチャレンジをさせてくれる文化があったから。元気で派手で、自由な感じがありましたね。
江藤 公則(えとう まさのり):イー・ギャランティ代表取締役社長。
1998年、伊藤忠商事に新卒入社。入社2年目の1999年にイー・ギャランティの構想を社内に提案し、翌2000年に設立された同社に営業部長兼ゼネラルマネジャーとして出向。2005年に代表取締役社長に就任し、2007年には同社がジャスダック市場に上場。2011年には東証2部、翌2012年には東証1部への上場を果たす。(所属部署はインタビュー当時のものです)
——なぜ事業を作りたかったのですか。
江藤:部活やサークルを作るのと同じ感覚でしょうか。仲間を集めて、みんなが食べていける収益を出し、より多くの人を「一緒にやろう」と誘い、提携する企業もまた増やし……と、コミュニティを含め、みんなで作っていくことに興味がありました。
——とはいえ、最初から事業を作るような仕事に携われるわけではないですよね?
江藤:そうですね。伊藤忠商事で配属されたのは金融事業をやる部門。その中でも保険系の事業を担当していました。
ただ、やはり金融商品を作って売るのではなく、事業そのものを手掛けたかったんです。それならやりたいことを自分で作ろうと、社内ベンチャーのようなイメージで新規事業をやろうと思いました。
——入社1年目で?
江藤:はい。入社1年目は今とは別の事業を提案しました。それはあまりうまくいかなかったですけどね。
——入社1年目は目の前の仕事に精一杯というか、そもそも事業を提案する発想にならない人が大多数だと思います。なぜ江藤さんはそれができたのでしょうか?
江藤:仕事が嫌だったんでしょうね(笑)。金融商品を売るとか、融資をする、資金を貸し付けるとか、僕にとっては全然面白くなかったですから。
実は1年目に転職活動もして、内定をもらったんですよ。ただ、それが上司にばれて、怒られて(笑)。仕事は目の前の人たちの課題を解決するためにいろいろなものを組み合わせることですから、結局どこでも一緒だなと思って留まりましたけどね。
——それで事業の提案をした、と。
江藤:そう。最初の事業を1年目にやって、2年目の冬には今の事業の準備をしていました。
まずは上司に話して、聞いてくれなかったので他部門の上司のところへ行きました。それでも会社設立となるとすぐには進まないこともあったので、日本興業銀行(現みずほ銀行)に直接アプローチしました。
——え、銀行に直接?
江藤:はい。そうしたら銀行が「面白いから」と出資を決めてくださったので、「他の会社が出資するって言っていますけど、伊藤忠はどうするんですか?」と話したら、直属の上司も「それならやろう」と。隣の芝は青く見えるものですから、他の人が良いと言ったビジネスのほうが乗りやすかったんでしょうね。
——事業の滑り出しはいかがでしたか。
江藤:新しい事業ではあるものの、株主は伊藤忠商事です。毛並みが良い会社ですから、大抵の企業は身体検査なしで話を聞いてくれましたね。
それに最初は社長以下3名でのスタートでしたけど、全員が伊藤忠商事からの出向で、私は営業部長兼ゼネラルマネジャー、先輩方が企画部門、管理部門を担ってくださいました。そういう意味では先輩たちに協力いただきながら事業を進めることができました。
リスクを魚に例えると、イー・ギャランティは豊洲市場
——イー・ギャランティのリスク保証という事業アイデアは、どういう経緯で浮かんだのでしょう?
江藤:今もそうですけど、日本の金融機関はリスクを取らないんです。当社ができた2000年当時はまだバブル崩壊の影響を引きずり、日本が買い叩(たた)かれていた頃です。金融機関は不良債権を抱えているし、リスクは取りませんでした。
そんな中でリスクを取っているのは、海外の金融機関でした。日本の金融機関は、貸したお金に関して自身でリスクを負えないから、債権を海外の金融機関に売ってしまう。結局海外の金融機関がその債権を回収するか、あるいは値上がり益を待って、莫大(ばくだい)な利益を得ていたわけです。
日本と海外の金融のリスクへの捉え方の違いによって、それぞれの国の収益性にも大きな差がついてしまっている。日本人がリスクを怖がりすぎてしまっていることに、課題を感じていました。
今では当社があらゆる企業の破綻に伴うクレジットリスクを4,500億円以上も引き受けており、社会に貢献できている実感があります。
——ですが、それだけのリスクを引き受けているということは、損をする可能性もあるわけですよね。
江藤:「リスクを引き受ける」と聞くと、そのリスクを運用する会社にも見えますが、実際は違います。当社は引き受けたリスクをそのままにせず、ヘッジしています。リスクを引き受けてほしい企業と、リスクを引き受けて収益を得たい金融機関や投資家を仲介する市場(いちば)の役割を担っているんです。
——どういうことでしょう?
江藤:そもそも市場には3つの機能があります。集客、値付け、分配です。
※出典:イー・ギャランティ「2020年3月期IR通信 P.2」
基本となるのは、1つ目の集客機能。例えば魚であれば、漁師は市場に行けば魚を買ってもらえ、お寿司(すし)屋さんは市場でイカもマグロも買えるわけです。
当社の場合、サービスはリスク保証ですから、ITバブルの崩壊やリーマン・ショックによって市場の動きが活発になります。市場でたくさんやり取りをしてもらうことが主な収益源となりますので、市場が活発になることが、当社には重要なわけです。
——倒産とは関係ないからこそ、リーマン・ショック時やコロナ・ショックの今でも業績を伸ばしているのですね。
江藤:そうですね。結果論ですが、このビジネスモデルを採用したことは、時流に合っていました。
創業直後、他の商社もリスク保証の会社を設立し、競合企業がたくさんある状況でした。イー・ギャランティに出資してもらいたくて、私が他の商社に構想を話しに行ったからなのですが(笑)。
ですが、競合企業は当社のような市場のモデルではなく、リスクを自分たちで引き受けるビジネスモデルでした。間もなくしてITバブルが崩壊し、たくさんの企業が倒産し、競合企業は損失が膨らみ、よりリスクの高い案件に手を出す負のスパイラルに入っていきました。
当社も最初の決算は、収入が40万円程度しかない中、支出が2億円に上り、普通ならつぶれていました。ですが、リスクを分散していたので、負のスパイラルを回避できました。
——ITバブルの崩壊が、生き残るきっかけになったのですね。2つ目の値付け機能は、どういうことでしょうか。
江藤:これも魚に例えると、市場に並んでいる魚はそこで初めて値段が付きます。その際、市場の人が運営者として関わり、需給に応じた妥当な価格になるようにしています。市場の人が「○○円です」と言えば、その値段になるわけです。
その点は当社の事業も似ています。本来、リスクをヘッジする企業も、リスクを取る投資家なども個社毎の倒産確率は分かりませんが、当社の場合は毎月2万5,000〜3万社を審査し、10万社近くの企業を保証する中で得たビッグデータを基に、倒産確率を弾き出しています。近所のラーメン店の倒産確率も予測できるくらいです。その分値付け機能は正確になりますから、「倒産確率が○%の会社を、○%の保証で受けます」とはっきり伝えています。また、当社の利益がいくらかも明確に提示します。
——なるほど。少しひねくれた見方をすると、利益まで明示しなくてもいい気がします。リスクをヘッジする企業もリスクを取る人も倒産確率が分からないのであれば、利益を明らかにしないで価格を高めに設定できるわけですから。
江藤:安心して売り買いできる市場を目指しているので、価格を高くすることはありません。透明性を持ってはっきり数字を示した方が、結果的に市場の取引を増やすことができます。
——3つ目の分配機能はいかがでしょうか。
江藤:分配機能も魚市場に例えてみましょう。イカ漁師はイカだけを獲るから効率よく漁ができますけど、お寿司屋さんはイカ以外の魚も欲しいですよね。イカ漁師からすると、イカを大量に買ってくれるのであれば安く売ってもいいし、お寿司屋さんにとっては少量で売ってくれるなら多少高くなってもいいわけで、ここに差益が生じます。
これは企業リスクも同様で、特定の一社に対する貸付のような巨大なリスクは怖いですから、このリスクをヘッジしてくれるのであれば、高いコストを払ってもいいわけです。でも、このリスクを100個に分けられればリスクは小さくなり、ここにも差益が生まれます。そういった市場の機能を提供しているのが当社なのです。
——イー・ギャランティは「リスクの豊洲市場」のようなものなのですね。
競合はGoogleや楽天。ビッグデータ事業は創業当初から想定していた
——創業当時は似た事業をしていた会社もあったようですが、現在のイー・ギャランティだと競合企業は存在するのでしょうか。
江藤:Googleや楽天など、ビッグデータを持っている企業が潜在的な競合ですね。個人と比べ、法人はまだまだネットに情報を打ち込む機会が少なく、これから広がりがある分野だと思っています。
——これまではリスク保証が主なビジネスでしたが、この先はもっとビッグデータ事業の割合が大きくなっていく、と。
江藤:そうですね。どのようなデータをどうやってたくさん集めるかが重要で、これまでに手掛けてきた金融ビジネスは情報を収集し、マネタイズする方法の1つでした。金融サービスが一番多角的な情報を集められますからね。
——ということは、ビッグデータを使ったビジネスを展開することは創業当初から想定していたのですか?
江藤:はい。今でも最初にこの会社を作ったときに書いたメモが社内に残っていますけど、当時から事業構想の真ん中にはデータベースがありました。
事業構想を書いたメモと、当時の江藤社長(イー・ギャランティ提供)
——20年前だと、まだGoogleが創立3年目、楽天が4年目の時期です。なぜ今の形がすでに描けていたのでしょう?
江藤:銀行が担保と企業の社長の顔を見て、お金を貸すかどうか決めている。そんなのはあり得ないと思っていたからです。
昔は紙しかなかったからデータを集められなかったですけど、創業当時はすでにパソコンが普及し始めて、メールのやり取りも始まった頃でした。それでデータベースを使ったビジネスを思いついたんです。だから当社の社名の頭に「e(electronic)」が付いているんですよ。
——そういう展望は、金融自体にもともと興味があったから思いついたのでしょうか。
江藤:いえ、金融への興味は特になかったですね。伊藤忠商事で偶然金融部門に配属され、いろいろな企業が「お金が借りられない」と言っていた。そこから課題を知って、事業を考えました。最初に配属されたのが別の部門だったら、全然違う事業をやっていたと思います。
——事業を通して解決したい課題は何ですか。
江藤:まずはチャンスがあるものの、自社に体力がなくてチャンスを生かせない方たちをサポートすること。
例えば海外で物を仕入れたいと思っても、先払いを求められてしまうわけです。でも、先払いしても物をきちんと仕入れられる保証はないですから、良い物があっても中小企業は手が出せません。そういうときに、先払いしたお金を当社が保証できれば、思い切って仕入れができますよね。
2つ目は、大手商社が持っているのと同等以上のリスク分析力を、日本の中小企業にアウトソーシング機能として提供すること。
世の中の中小企業の多くは、企業審査の機能を十分に持っていません。大手商社がリスクを分析し、リターンがある取引を選んで行うのに対し、中小企業はリスク分析が勘になってしまっている。一か八かでリスクをとるから、中小企業はもうからず、泣いてばかりです。
——どちらも、中小企業の成長につながりますね。
江藤:日本は中小企業がもっと元気を出さなければダメになってしまいますから、そこを変えなければいけません。
そして3つ目は、アジア発の金融パターンで、アジアの成長による収益を、アジアの金融で取り込むこと。これまで日本は製造業で成長してきましたが、さまざまな技術が海外に広まった今、もう製造業だけでは成り立ちません。
ではこれからの日本がどうやって収益を得るかというと、製造業で集めた個人資産です。お金はあって、リスクを取る力がありますから、この金融資産を必要な分野に提供し、リターンを得て収益にしていく必要があります。
でも現状、日本がやっている金融事業は海外のまねばかり。だからこそ、金融で国益を取るための事業を作りたいと思っています。今は日本を舞台にしていますが、アジアのマーケットの潜在性はありますし、裾野は広いでしょうね。
——ビッグデータから海外事業まで、創業当時から視野にあったのですか。
江藤:もちろんです。裾野が広い分野以外だとあまり面白くないですし、自分の一生を懸けられないですから。
力を持った人たちは、世の中のために与えられた力を使う責任がある
——今のタイミングでイー・ギャランティに入るからこそ、得られるものは何でしょうか。
江藤:この分野の第一人者になれること。特に法人系ビッグデータのビジネスはこれからの産業ですから、当社に入ればいきなり日本のトップ300に入る人材になれます。
それに若い人の方が吸収は早いですし、新卒で入社する会社が良くも悪くも自身にとってのスタンダードになります。何でも新鮮に吸収できるうちに新しいビジネスに直接触れられるのはメリットが大きい。私自身20代半ばで事業を作っていますが、若いときにやらないと意味がないとも思います。
——なぜでしょうか。
江藤:まず若いうちは元気ですよね(笑)。あとは感性が研ぎ澄まされていますし、何より長い目で事業プランを描けるんです。特に当社の場合はデータベースビジネスですから、データベースをどう蓄積し、先々を考えてどのような業務提携をするのかなど、長い目で考える必要があります。
これが仮に50代だとしたら、残り数年で結果を出さなければいけない中でどうしても目線が近くなりますし、思い切ったこともできませんよね。
——遠い将来のビジョンを描き、イメージを膨らませる必要があるわけですね。
江藤:人間誰しも、「こんなことをしたい」と思ったことは絶対にできます。そこに年齢は関係ありません。
「中小企業にお金を貸すのは怖い→怖い理由は倒産するかもしれないから→それなら倒産確率を出せばいい→そのための情報をどう集めるのか……」という流れで当社の事業ができたように、やりたいことを実現するために必要なことを考えていけば、やりたいことは必ず実現できます。
実際に当社では入社3〜4年目の若い人が新商品の開発をメインで担当していますし、中には国の既存の仕組みの中に新しい仕組みを入れるような大きなプロジェクトを考え、提案してくれている人もいます。
——やりたいことが明確になく、夢が描けない人もいると思います。やりたいことを見つけるために大切なことは何だと思いますか?
江藤:多くの人や企業と会って、世の中の仕組みを知ることだと思います。そういう意味では、あらゆる産業と接することができる業界がオススメです。当社もそうですけど、銀行も含め、金融はいいと思いますね。会う方はほとんど経営者ですから、仕組みがよくわかります。
そうやっていろいろな人と出会う中でやりたいことが出てくれば社内で挑戦すればいい。もしくは自分で会社を作ってもいいですよね。
——昔の江藤さんのように、新卒1年目の社員から「こういう事業がやりたいです」と言われたら、江藤さんとしては歓迎ですか?
江藤:もちろんです。むしろありがたいですね。
ノブレス・オブリージュ(※)という言葉がありますが、ワンキャリアをご覧になっている学生の皆さんも優秀な方たちだと思います。それはもちろん自身の努力もあるでしょうけど、家庭環境やこれまで出会ってきた人たちも含め、持って生まれたものも大きいのだと私は思います。
(※)……財産、権力、社会的地位の保持には義務が伴うことを意味するフランス語
皆さんが持っているものは基本的に、運よく授けられたギフトです。ギフトを授かった人たちは自分のためだけでなく、世の中のために与えられた力を使う責任があるのではないでしょうか。
もちろん大企業に入って安定した仕事をする生き方もありだと思いますけど、若いうちは失敗なんて全然関係ありません。皆さん能力は持っていますから、いい人と出会ってブレずに努力しながらやっていけば、必ず成果は出ます。
——それこそ大手以外の企業に入るリスクを考えてしまいそうです。
江藤:正直、ベンチャー企業に入るリスクはあると思いますよ。それであれば自分で社長をやった方が絶対にいい。ただ、「新しい事業をやるリスク」と「自分の人生のリスク」はあまり関係ありません。
例えば、ベンチャースピリッツを持つ「ベンチャー的な企業」は山ほどあります。そういう企業に就職するリスクはあるでしょうか? 上場企業などある程度大きな会社はつぶれませんから、そういう視点で選べばいいのではと思います。
——なるほど。なんとなくリスクを取ることが好きそうな印象だったので、少し意外な回答です。
江藤:いやいや、私はリスクが嫌いなんです。リスクはコントロールすべきものであって、一か八かで取るものではありません。
ですから、一か八かで「つぶれるかもしれない会社に就職するリスク」は取っちゃダメですよ(笑)。事業の良し悪しが分からないのであれば、何万人規模の企業に入る必要はないですけど、最低限しっかりした会社に入った方がいいと思います。
その上で、自分の中で夢を描ける事業に携わること。これから世の中はすごい勢いで変わるでしょう。だからこそ、少しでも「自分の人生を懸けてみたい」と思えたり、自分の中のイマジネーションが広がったりするような会社に就職できると幸せなんじゃないでしょうか。
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本選考直結 WEB会社説明会│伊藤忠商事発の『金融の商社』
【ライター:天野夏海/撮影:赤司聡】