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就活サマリー
研究内容を軸に「やりたいこと」を明確化し、難関ベンチャーに内定
#どんな就活?
#東北大#理系#ベンチャー#IT#理系院生#地域格差#キャリア観
名だたる外資系・日系の超人気企業。その内定者は、どのような一年を過ごし、どんな企業を受けていたのか?
ワンキャリ編集部では、22大学・31人の「トップ内定者」にインタビュー取材を行い、彼らの就活スタイルを徹底調査した。彼らの内定の秘訣や就活スケジュール、大学ならではの特徴に至るまで、余すことなくお届けしたい。
<目次>
・就活ストーリー
・受けた企業一覧/就活スタイルまとめ
・1年間の就活年表
東北大学 Aさんの就活ストーリー
宇宙からエンタメ業界へ、理系院生が感じた共通点とは
Aさんは卒業を控えた当初、宇宙産業に強い興味を抱いており、エンジニアを志していたという。
しかし、グループディスカッション(GD)対策のために行った就活支援団体のイベントで出会った、ゲームなどのエンタメ産業に強い興味を感じたそうだ。
「最初はなぜか分からなかったんですけど、よくよく考えると『ワクワクを感じる』点が共通しているからだったと思います」
Aさんが宇宙に興味を持ったのは幼少期だったそうだが、振り返ると宇宙の「謎が多く、よくわからない部分」と「それを解明できるかもしれない点」に興味を抱いていたという。
そして、エンタメ産業、特にゲームに関しては、近年VRなどの新技術が用いられたり、ソーシャルゲームの台頭で業界の勢力図が変わってきたりと「今後の展開や先が読めない部分」、また、「そこに自分がコミットし、大きな影響を与えることのできるチャンスがある点」が存在し、そこが宇宙産業との共通点だとAさんは語る。
そんなAさんは夢の一つとして、「世の中にワクワクを提供できるような何かをしたい」と述べており、そう語るAさんの生き生きとした雰囲気は印象的だ。
情報格差は重要ではない、今あるリソースを最大限活用することが大切
「正直感じることはありましたが、そんなに重要なものではないと思うし、今あるリソースをどう使うか、最大限活用するには何をすべきかを考えることが大切だと思います」
Aさんに東北地方の情報格差・立地格差について尋ねると、以上のような回答が返ってきた。
Aさんいわく、昨今では地方にも種々の就活支援団体が進出しており、そういった就活団体のイベントに積極的に参加することで、面接・GD対策を行っていったそうだ。また、そのイベントなどから内定につながることもあり、現にAさんの周囲でも早い段階からベンチャー企業に内定した友人も多く、そういったところから、立地による格差はさほど重要ではないと感じたとAさんは述べる。
肌感覚ではあるが、東北地方の国立大学生の中でも上記のようなイベントをきっかけにベンチャー企業に進む学生も多く、そういった新しい就活トレンドが生じているとのことだ。
また自己分析においては、選考を利用して進め、具体的には、地方選考やスカイプ面接などを行ってくれる企業の選考を受け、自身の自己分析を試し、フィードバックをもらうことで自己分析を深めていったという。
現状を嘆くのではなく、今あるものを使い、最大限の結果を出すように努めること。それを意識していたAさんだからこそ、立地的には恵まれないという大学に通っていながらも、難関企業からの内定を得ることができたのだと感じる。
自分のキャリアをイメージできる「納得感」が決め手だった
Aさんに就職先の決め手を聞いたところ、「職種まで明確に指定の上で、何度も面談をしてくれ、自分のキャリアがイメージできたことが決め手であった」と語ってくれた。
Aさんいわく、自分が思う就活での「成功」は、「自分の進むキャリアに納得できるかどうか」に関連していたという。ここにおいて、ワクワクを作れるかと言うことは重要な要素であったが、それと同時に「世の中に何か新たなものを提示すること」や「重大な決断を正しいところに導ける人材への成長」という夢を実現したいという思いもあったそうだ。
これは幼い頃に接した先生や親が、常に自分の頭で行動するとともに自分を導いてくれたことから、そういった人材が目標となっていることに起因しているとAさんは語る。
ここにおいて、入社先以外の他社は、内定後の面談で自分のやりたいことや強い思いを伝えたとしても「必ずしもそれに沿うことは保障できない」と言われていたところ、入社先のコロプラはその思いを理解してくれ、それを踏まえた上でこの職種を勧めたいと親身に接してくれたそうだ。そして、その勧めやキャリアに自信が納得できたことが、入社を決めた最大の要因だという。
ベンチャー企業で主流になりつつある「部門別採用」と、少人数ゆえに「個人の意志や夢を尊重してくれる」ことがAさんの胸に響いたといえるだろう。
他者の判断軸や基準に左右されるのではなく、自分の価値観や思いに従って決断をすることも、就活を成功に導く一つの方法だ。
東北大学 Aさんの受けた企業一覧/就活スタイルまとめ
受けた企業一覧
受けた企業 | 内定した企業 | |
3年夏 (M1) |
【本選考】 ベイン・アンド・カンパニー Strategy&、ローランド・ベルガー |
ー |
3年秋 (M1) |
【本選考】 アーサー・ディー・リトル、 コロプラ、SMS |
ー |
3年冬 (M1) |
【本選考】 コロプラ |
コロプラ |
4年春 (M2) |
ー | ー |
就活スタイルまとめ
WEBテスト/筆記試験
対策開始 | 3年(M1)6月 |
対策期間 | 1ヶ月以内 |
対策方法 | 参考書 |
グループディスカッション(GD)
練習回数 | 4〜6回 (平均3.11回) |
練習内容 | 就活支援企業のイベント |
※平均回数:インタビュー対象者平均
面接
練習回数 | 4〜6回 (平均4.81回) |
練習内容 | 選考を受ける中で |
※平均回数:インタビュー対象者平均
OB・OG訪問
訪問時期 | ー |
訪問回数 | 0回 (平均5.94回) |
※平均回数:インタビュー対象者平均
東北大学 Aさんの就活年表
大学3年(6〜12月)
月 | 選考 | 対策/活動 |
6 | ー | WEBテスト/筆記試験対策 |
7 | ー |
ー |
8 |
【本選考】 ベイン・アンド・カンパニー Strategy&、 ローランド・ベルガー |
ー |
9 | ー |
ー |
10 | ー |
ー |
11 |
【本選考】 アーサー・ディ・リトル SMS |
ー |
12 |
【本選考】 コロプラ |
ー |
大学3年(1〜3月)/大学4年
月 | 選考 | 対策/活動 |
1 | ー | ー |
2 | ー |
ー |
3 | ー |
ー |
4 | ー |
ー |
5 | ー |
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6 | ー |
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7 | ー |
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