こんにちは、ワンキャリ編集部です。
今回は2023年卒と2024年卒の就活状況から、業界別・月別に早期内定を出した企業を紹介します。スタートダッシュを決めたい2026年卒の学生必見です!
※本記事は各企業の選考対策ページの情報を基に作成しています。今後は変更される可能性がございますので、あらかじめご了承ください。
<目次>
●日系企業でも3月に内定が出てしまう!? 早期選考のススメ
・業界別! 早期内定時期一覧
●外資系コンサル・外資系メーカー:年内に内定ホルダーがいるのは当たり前?
●外資系投資銀行:内定は1月だが、勝負は夏から
●ベンチャー・広告:成長ポテンシャルを見せられるかがカギ!
●総合商社・デベロッパー:インターン参加で本選考優遇がある場合も
●早期内定に必要なポイント3点~就活のルールを理解した学生から勝利する~
・ポイント1:なるべく早くから動き始めることで選考を有利に進めよう
・ポイント2:就活は情報戦。就活仲間を大事にしよう
・ポイント3:合否を分けるのは「絶対その企業じゃないといけない」志望動機の有無
●おわりに
日系企業でも3月に内定が出てしまう!? 早期選考のススメ
下図は各業界ごとに最も早い内定時期を表にしたものです。
外資系企業やベンチャーなどは3年生のうちに内定が出ることが分かります。また、総合商社や不動産など日系大手企業は6月中に内定が出る企業が多いですが、早いところでは3月中に内定が出ている企業もあります。
最速内定は基本的にインターンで評価された学生がもらえる可能性が高く、早期内定を目指すなら今の時期からのインターン選考対策が必須だといえるでしょう。
今回はこれらの業界で「いかに早期内定を得るか」という点についてお伝えします。
業界別! 早期内定時期一覧
下の表は、業界別に内定時期を記載したものです。
表中の「内定」から、各企業の詳細段落を確認できます。
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | |
外資系戦略コンサル (ベイン・アンド・カンパニー) |
内定 | |||||||||||
外資系総合コンサル (アクセンチュア) |
内定 | |||||||||||
外資系メーカー (P&G Japan) |
内定 | |||||||||||
外資系投資銀行 (モルガン・スタンレー) |
内定 | |||||||||||
メガベンチャー (サイバーエージェント) |
内定 |
|||||||||||
ミドルベンチャー (Visional(ビズリーチ)) |
内定 | |||||||||||
広告代理店 (博報堂) |
内定 | |||||||||||
総合商社 (三菱商事) |
内定 | |||||||||||
デベロッパー (三菱地所) |
内定 |
※出典:各企業の2023年卒・2024年卒の選考対策ページをもとに作成。2025年卒以降の時期は変更される可能性がございます。
(ベイン・アンド・カンパニー/アクセンチュア/P&G Japan/モルガン・スタンレー/サイバーエージェント/Visional(ビズリーチ)/博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ/三菱商事/三菱地所)
各業界・企業の内定が出た時期と対策について、見ていきましょう。
<目次>
【8月】外資系戦略コンサル(ベイン・アンド・カンパニー)
【10月】外資系総合コンサル(アクセンチュア)
【10月】外資系メーカー(P&G Japan)
【10月】広告代理店(博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ)
【11月】メガベンチャー(サイバーエージェント)
【1月】外資系投資銀行(モルガン・スタンレー)
【2月】ミドルベンチャー(Visional(ビズリーチ))
【3月】総合商社(三菱商事)
【5月】デベロッパー(三菱地所)
外資系コンサル・外資系メーカー:年内に内定ホルダーがいるのは当たり前?
内定を出す時期が早いといわれているのは外資系コンサル・外資系メーカー。特に、外資系コンサルは年内に内定が出る企業もあります。
これらの業界のインターン選考では、論理的思考力の高さや企業とのマッチングももちろん見られますが、本選考の内定に重要なのは志望度です。早い時期に内定を出すため、企業は内定辞退を危惧していると考えられます。従って、面接官に納得してもらえる志望動機を用意しておきましょう。
▼志望動機の作り方に関して詳しく知りたい方はこちら ・志望動機【例文17選】書き方の基本と職種・業界別内定者のES実例
・【面接対策:志望動機】全業界対応!評価が高まる「志望動機」の作り方・答え方を5つのポイントと例文で解説!
【8月】外資系戦略コンサル(ベイン・アンド・カンパニー)
「成長意欲の高さ」を求める超少数精鋭の頭脳集団
24卒のベイン・アンド・カンパニーの内定時期は8月下旬でした(選考対策ページより)。
同社は夏・冬にジョブを伴う選考を行っています(選考対策ページより)。他の戦略コンサルファームと比べ、よりグローバルな環境で働ける点と採用人数が20名程度と狭き門である点が特徴です。内定者が聞いた話によると、24卒のベインの内定者数は、夏選考では20名程度、冬選考で4名程だったそうです。
選考では抽象的なケース面接から英語面接、志望動機を聞く面接まで、さまざまな手法で学生の能力を測りますが、特に重要視されるのは「成長意欲の高さを示せるか」であると考えられます。
外資系戦略コンサルの選考についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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【10月】外資系総合コンサル(アクセンチュア)
インターンへの参加が必須
24卒のアクセンチュアの内定時期は10月下旬でした(選考対策ページより)。
例年、アクセンチュアの主要な採用方法は夏のインターン選考です。内定者によると、戦略コンサルタント職のインターンまで参加できれば、その後の選考で落ちたとしても高確率で他職種の優遇をもらえるそうです。内定獲得に近づくために、夏インターンへ参加しましょう(選考対策ページより)。
アクセンチュアの選考では、チームで働ける協調性を示すことが重要です。実際に、選考フローにはインターンやグループディスカッション(GD)といったグループワーク形式の選考が組み込まれており、チームで一つのアウトプットを出す中で協調的な立ち振る舞いができる学生か測ろうとする同社の意図がうかがえます。
外資系総合コンサルの選考について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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【10月】外資系メーカー(P&G Japan)
P&G Japanが求めるリーダーシップを発揮できるか
24卒のP&G Japanの内定時期は10月上旬でした(選考対策ページより)。
同社は、社員に強いリーダーシップを求める社風があるといわれています。実際、ある内定者はインターンシップにおいて、細かい気づかいを意識した裏方としてのリーダーシップを発揮し続け、その姿勢を社員から直接評価されて選考を突破したと語っています。
P&G Japanの求めるリーダーシップ像について理解し、自分がそのリーダー像に当てはまっているとアピールすることが選考において重要になるでしょう(選考対策ページより)。
外資系メーカーの選考についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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外資系投資銀行:内定は1月だが、勝負は夏から
外資系投資銀行の内定時期は、先述したコンサルやメーカーと比べて少し遅くなります。しかし、インターンが全く内定に関わりがないわけではありません。というのも、インターンやジョブへの参加が行員に顔を覚えてもらえる機会であり、実際に本選考にも影響するためです。興味のある学生は、ぜひサマーインターンに参加しましょう。
【1月】外資系投資銀行(モルガン・スタンレー)
ファイナンスでは、「どんなときでも自分の意見を言えるか」が求められる
23卒のモルガン・スタンレー(ファイナンス)の内定時期は1月下旬でした(選考対策ページより)。
ファイナンスには市況を冷静に読み、時としてストッパーになる役割が求められます。実際に、やりがいを感じた経験として、「リーマンショックの前に投資が加熱した際、ファイナンスがストップをかけたおかげで大きな損失を防げたこと」と述べる社員もいたそうです。
このように周囲に流されず、強い責任感をもって自らの意見を述べる姿勢がファイナンス部門の社員には求められています。このスキルを図るため、面接では「皆が間違う中で、自分の意見を言った経験」を問われることもあるようなので、準備しておきましょう(選考対策ページより)。
外資系投資銀行の選考について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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モルガン・スタンレー
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ゴールドマン・サックス
J.P.モルガン
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ベンチャー・広告:成長ポテンシャルを見せられるかがカギ!
日系企業にもサマーインターンがありますが、「本選考に直結するインターン」と「本選考の加点材料になるインターン」の2種類があります。
特に前者のパターンでは、社員に「この学生と一緒に働きたい」と思ってもらえるかがカギです。従って伸びしろがある学生、言い換えればインターン内での成長や他の学生にはないポテンシャルを評価される傾向にあるので、貪欲に知識を吸収しアウトプットの質を高める姿勢を見せましょう。
【11月】メガベンチャー(サイバーエージェント)
選考を通じて、「素直で良い人」をアピールしよう
24卒のサイバーエージェントのビジネスコースでは、11月下旬に内定が出ています(選考対策ページより)。
同社では、「能力の高さではなく、一緒に働きたい『素直で良い人』を採用する」といわれています(※1)。実際に、ある内定者はジョブ中に「笑顔で相づちを打ちながら人の話を聞いていた」、「チームの議論が停滞したとき、雰囲気を良くしようと積極的に発言していた」という点をフィードバックで高く評価されたそうです(選考対策ページより)。
選考を通じて一緒に働きたい「素直で良い人」の素質をアピールすると良いでしょう。
サイバーエージェントの選考について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
(※1)参考:サイバーエージェント「『顔採用ですか?』『採用基準を教えてください』など・・ よく聞かれる質問10選に人事マネージャーがお答えします」
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【2月】ミドルベンチャー(Visional(ビズリーチ))
インターン参加で本選考の優遇あり。志望度の高さをアピールしよう
24卒のVisional(ビズリーチ)では2月上旬に内定者が出ています(選考対策ページより)。
24卒採用の本選考フローは基本的に以下のような流れになっていました。
・録画面接→適性検査→面接(複数回)→リクルーター面談→最終面接→内定
面談や面接の回数は学生によって異なるそうです。面接内容について、社員が納得いかなかった場合、リクルーター面談を経て再面接をするケースもあるとのことです。また、インターン参加者や就活サイトを通してエントリーをした人は、録画面接が免除されることもあります。インターンも選考の一環という意識で望むのがよいでしょう(選考対策ページより)。
また、選考では、内定辞退を感じさせない圧倒的な志望度の高さを示すことが大切です。「なぜVisional(ビズリーチ)に入社したいのか」「なぜVisional(ビズリーチ)でなくてはいけないのか」について、説得力のある志望動機を作成しましょう。
ミドルベンチャーの選考について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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Visional(ビズリーチ)
Unipos(旧:Fringe81)
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Visional(ビズリーチ)
Unipos(旧:Fringe81)
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【10月】広告代理店(博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ)
志望度の高さを示すことが大切
博報堂/博報堂DYメディアパートナーズでは10月下旬に内定者が出ています(選考対策ページより)。
同社には2種類の選考ルートが存在するといわれています。
・【インターンルート】エントリーシート(ES)・Webテスト→1次面接→2次面接→インターンシップ→ES→最終面接
・【本選考ルート】ES・Webテスト→GD→1次面接→最終面接
博報堂の選考においては、志望度の高さを示すことが大切です。実際、インターン選考の段階から何度も志望動機を問われるほか、最終面接では競合他社である電通の選考状況について聞かれており、志望度の高さを測っていると考えられます。
「なぜ広告業界なのか」「なぜ博報堂グループなのか」などの観点から同社への志望度の高さを示せるようにしましょう(選考対策ページより)。
広告代理店の選考についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
電通
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博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
電通
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総合商社・デベロッパー:インターン参加で本選考優遇がある場合も
就活の人気業界である総合商社とデベロッパーの内定時期は原則6月以降ですが、後述する24卒の三菱商事など、それよりも早い時期に内定が出る場合もあるようです。また、インターンやジョブが本選考のフローに組み込まれていることはほとんどありませんが、優秀で志望度の高い学生には本選考での優遇があることは十分に考えられます。
選考が長期にわたるので、他の学生と差別化するために定期的に企業とコミュニケーションを取り続ける必要があります。志望度を途切れさせないように、周りの学生から情報収集しながら優位に進めましょう。
【3月】総合商社(三菱商事)
困難に直面しても乗り越えられる粘り強さを示すことが重要
24卒の三菱商事では3月下旬に内定者が出ています(選考対策ページより)。
同社の選考を通過するためには、困難に直面しても乗り越えられる粘り強さを示すことが重要だと考えられます。
事実、内定者は選考過程で繰り返し「学生時代の経験の中で大変だったこと」を問われ、これに対し「学生時代に所属した部活動の中で部員からの信頼獲得が大変だったが、愚直に粘り強く行動を起こし続けて乗り越えられた」と答えたそうです。
選考では、困難に直面しても乗り越えられる粘り強さを学生時代の経験を通じて示すことが大切です(選考対策ページより)。
総合商社の選考についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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三菱商事
三井物産
伊藤忠商事
住友商事
丸紅
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三菱商事
三井物産
伊藤忠商事
住友商事
丸紅
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【5月】デベロッパー(三菱地所)
インターンは優遇あり。本選考では志望度の高さを示そう
三菱地所は5月下旬に内定者が出ています(選考対策ページより)。
面接選考では「なぜ三菱地所か」などの直接的に志望度を問う質問に加え、「入社後に取り組みたいことは何か」など、間接的に志望度を問う質問も数多くされていたとのこと。説明会やOB・OG訪問、街歩きなどを通じて、志望動機となり得る情報の収集を徹底的に行うといいでしょう。
三菱地所のインターン参加者には、選考フローがカットされるなどの優遇があるようです。インターン参加へのハードルは非常に高いですが、企業理解や優遇につながるため、志望度の高い学生は応募することをおすすめします(選考対策ページより)。
デベロッパーの選考について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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三菱地所
三井不動産
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三菱地所
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早期内定に必要なポイント3点~就活のルールを理解した学生から勝利する~
ここまで業界別に最速の内定時期をご紹介してきました。
最後に、早期内定に必要なポイントを3つにまとめてお伝えします。
ポイント1:なるべく早くから動き始めることで選考を有利に進めよう
上記から分かるように「面接開始は6月=内定が出るのは6月」というのは一部の企業のみで、6月より前に内定が出る企業は数多くあります。
従って早めの動き出しが肝心です。例えば、外資系コンサルの夏インターンで圧倒的な成果を残したいのであれば、インターン用のサイトがオープンする6月には筆記試験・ケース面接の対策を始めなければならないといえるでしょう。
このように3年生の早い時期から就活を始めることで「場慣れ」し、「どのような発言がより面接でアピール材料になるか」「GDの効果的な立ち回り方」などのコツを他の学生より早くつかめ、選考も有利に進めることができるでしょう。
▼就活のスケジュールについて詳しく知りたい方はこちら ・26卒就活はいつから?スケジュールとインターン準備の有利な進め方
・大学3年で選考終了も。早期就活のメリットと、今から始める就活ロードマップ
▼選考対策について詳しく知りたい方はこちら ・【面接で聞かれること】新卒就活で頻出の質問一覧と内定者の回答例
・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
ポイント2:就活は情報戦。就活仲間を大事にしよう
就活は情報戦です。クチコミにも貴重な情報が多いため、就活の仲間は大切にしましょう。
6月に内定を出す日系大手企業でさえも「選考に関係ないイベント」といいつつも、実質的には選考となっているイベントが6月より前に行われる傾向があります。これらのイベントが選考に関わるかどうかという情報は非公開のため、正しい情報がつかみにくく、事前の対策も立てにくいという特徴もあります。
例えば、過去の選考でもケース面接が課されることを知らずに、面接が始まってから「ある店舗の売上を3倍にする方法」を問われても正答を導くことは非常に困難です。このように、就活は情報戦の側面も持ち合わせています。
情報を集めるためにインターンや説明会であった学生と仲良くなり連絡を取り続け、選考の内容を共有するとよいでしょう。
ポイント3:合否を分けるのは「絶対その企業じゃないといけない」志望動機の有無
早期内定を得られるかどうかの最終的な決め手は「志望動機」の有無です。というのも早期選考は採用人数が少ないことも多く、内定辞退をされたくないという人事の心理的なハードルが高くなるためです。
そのため、論理的思考力やコミュニケーション能力が評価されてとんとん拍子で最終選考まで進んでも、なかなか内定が出ない人がいます。
特に早期選考では企業研究が不十分な状態で進むことが多いですが、内定獲得のためには志望度を強くアピールする必要があるため、事前の対策は本選考以上に万全にしておくことをおすすめします。
▼「いきなり最終面接」の詳細はこちら
いきなり最終面接
おわりに
いかがでしたか。非常に早い時期に内定を出す企業から、4年生の5月に内定を出す企業まで、大きくばらつきがありますが、早めの対策が勝敗を分けます。
▼サマーインターンについて詳しく知りたい方はこちら ・内定につながるサマーインターン一覧:約30社のインターン情報を完全公開!
・外資系コンサルのサマーインターンに行きたいならこう動け!夏に内定するための戦略と選考対策
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・内定とは?内々定と採用の違いや内定決定後の流れと辞退方法まで解説
※こちらは2017年6月に公開された記事を一部情報更新し、再掲しています。