株式会社丹青社は、「こころを動かす空間創造のプロフェッショナル」たちが集まる総合ディスプレイ企業です。
多くの方が日常的に行く店舗や駅ビル・大型商業施設、全国各地にある美術館や博物館などの文化空間、特別な日に行くテーマパークといったイベント空間等の多くに空間を魅力的に形づくるために、私たちのようなディスプレイ企業がお手伝いをさせていただいています。
丹青社は、このような人が行き交うさまざまな社会交流空間づくりの課題解決をおこなっています。
調査・企画から、デザイン・設計、制作・施工、デジタル技術を活かした空間演出や運営まで、空間づくりのプロセスを一貫してサポートしています。
代表者 | 代表取締役社長 小林 統 |
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所在地 | 東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス19F |
設立日 | 1949/10/14 |
従業員数 | 1045(2023年1月31日時点) |
上場区分 | 東証プライム市場 |
本社は、アクセスに恵まれ、ヒト・コト・モノ・情報が集まる品川にワークプレイスを構えました。有形・無形のリソースが行き交うプラットフォームづくりを目指しています。
ワンフロア1,500坪のオフィスに事業部門を集約。部門を越えた交流を通して、情報やノウハウを交換し、新しいアイディア・発想、新しい知識・視点を生み出す“場”を創出し、社員全員が“クリエイティブ”を意識するようなオフィスを目指しています。
フリーアドレス制を導入し、多様なスペースの中から目的や気分に合わせて働く場を選択することで創造性と効率性の向上を高めます。著名なデザイナーズ家具等も数多く取り入れ、日々ハイグレードな家具に触れることにより感性を刺激し、創造性の向上につなげています。
クライアントの右腕
プロジェクトの最初から引渡しまで、全体の進行を管理しましす。
プロジェクト成功への火付け役
定性・定量的な側面からコンセプトやプランを作成し空間のストーリーをつくります。
空間をいかに魅せるか
デザインの力でお客さまの想い、社会のニーズに応え、空間を通じたビジュアライズを実現します。
空間をどうつくるか
クリエイティブマインドをもってプランを読み解き、知識と経験、技術の力でつくりあげます。
データに基づく戦略立案
データ分析を活用して顧客課題を具体化。営業支援から事業戦略の策定を支えます。
丹青社の空間づくりへの想いについて、営業、プランナー、デザイナー、制作、空間演出のメンバーからお伝えします。
丹青社は空間づくりのプロフェッショナルとしての専門性と豊富なネットワーク、自由な発想で、さまざまな人や要素を結びつけ、お客さまの課題解決をサポートしています。
お客さまとともに、空間に新たな価値を生み出す丹青社の事業をご紹介します。
社内のプランナーやデザイナー、施工会社などの外部パートナーとも協力しながら、図面から空間を具現化させる。いわば2Dを3Dにするのが、丹青社の制作職です。手を動かして図面を描き、足を動かして現場に赴き、頭を動かして素材や演出を提案し、心を動かす空間に仕上げる。安全性や環境への配慮、予算や工程の管理などあらゆる専門性が求められるプロフェッショナルです。
事業主様のビジネスパートナーとして寄り添い、空間を通して事業の課題解決に取り組む丹青社のクリエイターたち。
そのプロセスやエピソードを、対談を通してご紹介します。
「くらすわの森・WAKO WATCH&JEWELLERY SQUARE×丹青社 上垣内泰輔」
クライアントの課題を自分事として捉え、プロフェッショナルとして“クライアント目線で経済的な結果を生むプランの構築”を信条とする商業空間クリエイターの上垣内泰輔。養命酒製造株式会社様が創立100周年を機にオープンする複合体験施設「くらすわの森」では事業の川上のプランニングから携わりながら、クライアントとともにつくりあげていき、銀座のランドマーク和光本館の進化を図るリニューアルプロジェクトでは、クライアントである株式会社和光様の真意を理解し、和光の持つ魅力を空間へと落とし込むことで顧客層の裾野を広げることに成功しました。クライアント目線で自分事として取り組む商業デザイナーのクリエイティブのポイントを2つのプロジェクトを通して紐解きます。
事業主様のビジネスパートナーとして寄り添い、空間を通して事業の課題解決に取り組む丹青社のクリエイターたち。
そのプロセスやエピソードを、対談や関係者へのインタビューを通してご紹介します。
「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム ×丹青社 加藤 剛」
“背景にある物語”“おもてなしのサプライズ”“空間における⽪膚感覚”を⼤切に、「訪れた⽅の⼈⽣をちょっとだけゆたかに」する施設づくりを⼼がけている⽂化・コミュニケーション空間クリエイターの加藤剛。
豊島区⽴トキワ荘マンガミュージアムの完成に⾄るまでの、⻑期にわたるプロセス・多様なディレクションの話を中⼼に、プロジェクトのキーマンである⾼野区⻑へのインタビュー、マンガ家の⾥中先⽣、トキワ荘商店街の⼩出会⻑との対談等を通して当時を振り返り、トキワ荘再現に向けた様々な⼈の想いをカタチにする事業課題の解決ポイントをひも解きます。
CMIセンター(クロスメディアイノベーションセンター)は、空間体験の価値を最大化・最適化する専門チームです。
テクノロジーとアイデア、多彩な個性と専門性の掛け合わせにより、空間の可能性を追求し、共創を楽しみ、試行錯誤に夢中になりながら、人々のこころを動かす感動体験を創造しています
事業主様および当社プロジェクト担当者のインタビューを通じて、事業主様と丹青社がともに考え、たどり着いた「こたえ」をご紹介します。
事例名称:甲子園歴史館 リニューアル
事業主:阪神電気鉄道株式会社
オープン:2022年3月
所在地:兵庫県西宮市
丹青社業務範囲:施設コンセプト企画、展示企画、デザイン・設計、制作・施工
阪神甲子園球場南側に新たに誕生した商業施設「甲子園プラス」内に、球場の外野スタンドにあった甲子園歴史館の一部を移転・拡張し、リニューアルオープンした展示施設。阪神タイガース、高校野球、阪神甲子園球場の歴史が一堂に集まっています。丹青社は2010年の開館時に掲げた「歴史と伝統、記憶の継承」という基本コンセプトを軸に、幅広い層の来館者の興味を惹く展示を新たに盛り込んだ施設づくりを行いました。
掲載情報は、公開時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
事業主様および当社プロジェクト担当者のインタビューを通じて、事業主様と丹青社がともに考え、たどり着いた「こたえ」をご紹介します。
事例名称:MIRAIKEN studio
事業主:株式会社バンダイナムコエンターテインメント
オープン:2021年5月
所在地:東京都港区
丹青社業務範囲:施設コンセプト企画、デザイン・設計、ロゴデザイン、制作・施工、システムディレクション
バンダイナムコ未来研究所(本社)内にオープンした次世代のエンターテインメントを創造・発信する自社スタジオです。xR技術やリアルタイムモーションキャプチャを完備し、巨大なLEDディスプレイステージを常備。多様なコンテンツの表現に対し、「未」来・「未」完成・「未」経験・「未」知数などさまざまな「未」の可能性にチャレンジすることによって、よりエンターテインメント性の高い体験を視聴者にもたらします。
掲載情報は、公開時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
事業主様および当社プロジェクト担当者のインタビューを通じて、事業主様と丹青社がともに考え、たどり着いた「こたえ」をご紹介します。
事例名称:アイケイ薬局 矢中店
事業主:株式会社サンアイエム企画
オープン:2021年5月
所在地:群馬県高崎市
丹青社業務範囲:建築および内装基本計画・デザイン・基本設計、ロゴ・名刺デザイン、全体デザイン監修、家具・店舗サイン・塔時計施工
群馬・高崎で多店舗展開している調剤薬局の旗艦店。通常のかかりつけ薬局を超えた、地域に密着した薬局・薬剤師を目指していることから、「みんなの和が家-Hygge Style -」というコンセプトを設けました。調剤薬局としての機能だけでなく、さまざまな相談に応じたり、物販ゾーンに化粧品のカウンセリングからエステまで配備するなど、普段から気軽に訪れることで、地域の方々の未病対策にもつながる場へと進化させた薬局になっています。居心地の良い空間の中で、気をつかわずにくつろぎ、親しい友人や大切な家族に相談するように、薬剤師やスタッフと来局者がつながることができる、コミュニケーションの創出を目指した施設です。
掲載情報は、公開時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
『ヤンマーミュージアム』
事業主:ヤンマーグローバルエキスパート(株)
オープン:2019年
所在地:滋賀県長浜市
丹青社業務範囲:企画、デザイン・設計、コンテンツ制作、施工
デジタル演出業務内容:企画、システム設計・制作、メカ/機構設計・制作、映像制作、演出
クリエイティブディレクション:佐藤可士和
■事例概要
「やってみよう!わくわく未来チャレンジ」をコンセプトに、既存のミュージアムを体験型施設にリニューアル。建築を一部増築し、コンテンツについてはほぼ全面リニューアルしました。
ヤンマーの事業フィールドや目指す社会をテーマにしたコンテンツを揃え、長きに渡り受け継いできたチャレンジ精神をさまざまな体験を通じて持ち帰ってもらう企業ミュージアムです。
館内の体験コンテンツは、専用のカードを使ってリアルタイムにスコア化され、来館者が競い合ってチャレンジしてもらえる仕組みを構築しました。
■デジタル演出の関わり方
チャレンジすることの大切さや楽しさを、子どもたちにわかりやすく、且つクライアントの事業に関連づけながら、体験として企画するところからこのプロジェクトは始まりました。
一つ一つのコンテンツに、さまざまなセンサーを使ったインタラクティブな体験を盛り込み、単なるデジタル映像への没入ではなく、頭と体を使う体験コンテンツに仕立てました。
また、体験結果をスコア化して館内にランキング表示したり、スコアが印字されたカードを見せ合うことで、競い合ってチャレンジを促すシステムを構築しています。さらにそのカードを持ち帰り、ミュージアムを後にしても体験を想起させる仕組みをつくりました。
掲載情報は、公開時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
『肥前さが幕末維新博覧会・幕末維新記念館(メイン館)』
事業主:肥前さが幕末維新博推進協議会
開催年:2018年~2019年
開催地:佐賀県佐賀市
丹青社業務範囲:総合プロデュース、企画、デザイン・設計、コンテンツ制作、施工、演出、運営計画
デジタル演出業務内容:総合プロデュース、企画、システム設計・制作、映像制作、演出、運営計画
■事例概要
明治維新150年を記念して開催された博覧会のメインパビリオン。「歴史と未来をつなぐ架け橋」をコンセプトに、当時の世界に没入し、世の中が変化する当時の想いを今・未来に活かしてもらうことを目指して、体験ストーリーを構築しました。
約10か月間の会期でおよそ34万人を集客し、県内でも記録的な集客を実現したイベントとなりました。このイベントで芽生えた志は、会期終了後も県の活動のさまざまな場面で活かされています。
■デジタル演出の関わり方
「歴史」というコンテンツを、いかにして多くの人に楽しんでいただくかがプロジェクト立ち上げ当初の最大の課題でした。
この課題解決のために、体験ストーリーを来場者目線で徹底して磨き、来場者の心理変化に寄り添う空間構成と、大型スクリーンによる圧倒的な没入体験から、映像と照明、メカ/機構が、人の動きと連動して展開するライブショー、時と場を超えて集まる偉人たちの会話に参加するようなラウンド型の映像体験など、シーンごとに異なる演出手法を採用し、来場者を飽きさせない展開をめざしました。
最後のシーンでは、来場者自らがこのパビリオンで感じたことをメッセージとして残せるしかけを取り入れ、パビリオンでの体験をより印象的なものに仕立てました。
掲載情報は、公開時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
『敦賀市 金ケ崎プロジェクションマッピング』
事業主:敦賀市
公開:2021年
所在地:福井県敦賀市
丹青社業務範囲:企画、デザイン・設計、コンテンツ制作、施工
デジタル演出業務内容:企画、外構設計、システム設計・制作、ソフト制作
■事例概要
敦賀市の観光地・金ケ崎緑地の夜間景観の創出による誘客を目的に企画された常設のプロジェクションマッピング。
海沿いの遊歩道に、直径約40mの半円状に投射される映像は、人道の港・敦賀をテーマにしたストーリー性のあるコンテンツから、敦賀の観光名所、名産品などをテーマにしたものや、子どもたちが動き回って楽しめるモーショングラフィックのコンテンツなど多彩な構成とし、夜の公園をダイナミックに演出します。
■デジタル演出の関わり方
敦賀市の新しい観光スポットになることを目指し、誰もがわかりやすく楽しめるコンテンツづくりを行いました。
また、海沿いという環境下において常設でプロジェクションマッピングを実施するために、プロジェクターや制御機材等を安全・安定して運用する筐体の設計を、業務提携先の(株)プリズムとともに推進しました。
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『ドミノ・ピザ プロジェクト』
事業主:株式会社ドミノ・ピザ ジャパン
オープン:2016年~
所在地:国内全域
丹青社業務範囲:デザイン・設計、制作・施工
宅配ピザのパイオニアであり、国内デリバリーピザ業界で売上・店舗数No.1として業界を牽引するチェーンストアです。熱々のピザをお届けできるよう、デリバリー時間を短縮するために店舗数を拡大するという事業方針から、近年では国内通算1,500店舗オープンを目指し、全国各地に年間100店舗を超えるペースで出店しています。丹青社では、2018年から全面的に店舗の設計・施工を担い、地域のアットホームな店舗から都市型店舗まで、通算300店舗以上の新装・改装を継続的にお手伝いしています。(2021年5月時点)
掲載情報は、公開時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
『春華堂本社複合施設「スイーツバンク(SWEETS BANK)」』
事業主:有限会社 春華堂
オープン:2021年4月
所在地:静岡県
丹青社業務範囲:施設コンセプト企画、デザイン・設計、制作・施工、コンサルティング
浜松の銘菓として全国で愛される春華堂の『うなぎパイ』。商品コンセプトである「家族団らん」、さらに「アニバーサリー(記念日)」をメインテーマに据え、浜松の観光活性化および地域とのつながりを強化する、地域と社員、観光客のハブ(接点)となる文化的価値創造拠点として誕生しました。
春華堂の本社のほか、浜松いわた信用金庫の森田支店、リブランドした「SWEETS BANK SHOP春華堂」、春華堂直営のカフェ&ベーカリー「とらとふうせん」で構成されています。インテリアの細部までコンセプトに沿った世界観にこだわり、訪れた人の笑顔があふれるような施設をトータルプロデュースしました。
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『豊島区立トキワ荘マンガミュージアム』
事業主:豊島区
オープン:2020年7月
所在地:東京都豊島区
丹青社業務範囲:各種調査、展示企画、デザイン・設計、制作・施工、運営コンサルティング、プロジェクトマネジメント
※調査・企画、建築設計、映像に(株)丹青研究所が参画。
手塚治虫をはじめとするマンガ界の巨匠たちがかつて住み集い、若き青春の日々を過ごした「トキワ荘」。老朽化により1982年に解体された建物を、多くのファンや地域住民の熱望により、マンガミュージアムとして再現しました。新たな施設は「マンガの聖地としま」の象徴として、マンガ・アニメ文化の情報発信拠点、マンガによるまちづくりを推進する地域の活動拠点としての役割を担っています。
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実績名称:品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」
事業主 :品川区
オープン:2022年5月
所在地 :東京都品川区
施設コンセプト企画、展示企画、デザイン・設計、制作・施工、各種調査、ウェブサイト制作、プロジェクトマネジメント:株式会社丹青社
品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」は2022年5月に戸越公園内に新設された環境学習交流施設です。公園・建築・展示が一体となって地域の人々が身近に環境を学び、交流できる場所になっています。体験者のアクションによって影響を及ぼす直感的な映像コンテンツや 環境を1秒、1日、1年、10年と一定のタームで区切った展示があり 環境という曖昧でつかみにくいテーマを「空間」と「時間」という輪郭を与えることで、誰もが一緒に考えてもらえる展示空間を目指しました。
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