世界No.1メーカー
ロレアルで築く多様なキャリア

外資系企業と聞くと、若手から裁量権を持ち責任のある仕事が任せられる一方で「UP OR OUT」「実力主義」といった厳しい社風であるというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回、ロレアルで活躍する3名の社員の「働き方」や「キャリア」を紹介します。若くして副社長や工場長、グローバルで活躍するセールス職などロレアルだからこそ実現できる多様なキャリアにフォーカスし紐解いていきます。
「外資系企業」「化粧品メーカー」といった言葉の固定概念に囚われず、ファーストキャリア選択のヒントとして、是非ご活用ください。

“化粧品×デジタル”業界と
そのビジネスが秘める今後の可能性

化粧品と聞くと女性の活躍をイメージされる方が多いかもしれません。ブランドを背負い、日本・米国・中国を舞台に活躍する男性社員の方に化粧品業界の奥深さ、ビジネスの面白さを語っていただきました。

髙橋 友樹(タカハシ ユウキ) 職種:マーケティング 入社年度:2004年

Q:ロレアルの強みは何ですか。

Beautyに特化し、Beautyのみを事業としている点です。
化粧品という商材は、その分野において卓越した知識、知見を必要とします。一般消費財の場合、その製品の効果・効能を数値で表し、その数字が改善されればより消費者のニーズを満たすことができる指標があるのに対し、「美」を定義する要素は数値だけにとどまらず感情に訴えかける等、あらゆる要素を考慮する必要があり高い専門性が求められます。ロレアルは化粧品がそのような特性を持っていることに着目し、100年以上にわたりその知識・知見を蓄積した専門集団なのです。

又、世界各国において、多様なブランドを展開している点も挙げられます。
人々のニーズは日々多様化・細分化しています。我々は多国籍なブランドを持ち合わせることでそのニーズを多数の販売チャネルや価格帯を利用し提供することができます。又、34個の主要ブランドを持ちながら、その国独自のニーズを満たすために展開する小さなブランドも保有しており、個々人のニーズを満たすことを大事にしていることを体現していることがわかると思います。

Q:今後のロレアルグループ、
日本ロレアルの事業展開について教えてください。

ロレアルグループとしては、世界各国においてBeauty事業に特化する形で積極的な投資を継続します。特に、テクノロジー、デジタル関連への投資を重視しています。
近年の消費者の購買行動に合わせe-commerce事業への投資の拡大や、e-commerceの台頭によって変化する実店舗での“経験”を再定義しその意味意義を見出す等、時代の変化に合わせて戦略を打ち出しています。顧客情報も今ではビジネスの重要な要素で、オンラインで消費者とどのようにつながり購入を促すかを常に考えています。今年はmodifaceというカナダのAIやAR技術を美容業界に提供する会社を買収し、IT技術を駆使したサービスを強化。消費者のショッパビリティのさらなる向上を目指します。
日本ロレアルとしては、世界で最も洗練された日本の消費者の方々に満足して頂けるような、高い品質、革新的製品、洗練されたサービスを提供していきます。

Q:化粧品業界において男性ならではの強み、
活躍の仕方はありますか。

ロレアルでは、性別のみならず、国籍、年齢をミックスさせた多様性を意識しています。異なる考えを持つ社員が議論を交わすことで、新たな“創造性”を期待しているためです。そのため特に男性、女性といった点を意識して仕事をすることはありません。強いてあげるならば、自分が直接的なユーザーではない商材を扱う際は、データを用いて自分の考えを相手に発信、伝えていく必要があります。又、男性というだけで異なる視点での考え方を持ち込めるのは強みだと思います。

Q:就職活動をする学生へ一言

就職活動は、様々な業種・業界を見聞きするチャンスです。ぜひ、いろいろな会社の話を聞いてみてください。私自身としては、Beauty業界は今非常にエキサイティングな業界で、ロレアルはやる気があればどんどん新しいチャレンジができる職場だと感じています。化粧品市場は、成長市場で今までと「売り方」が大きく変わっている業界でもあります。日本においては、中国人観光客をはじめとしたインバウンドの需要や実店舗の在り方が再度見直されたり、e-commerceが占める売り上げの比率が増加する等ビジネスの在り方が転換期を迎えていると考えます。そして「変化」が起きている場所には「Opportunity/機会」があり、そこに私は大きな魅力を感じています。

”多様性が強み”であるロレアルの企業文化と働き方

世界中に製品・サービスを展開するロレアル。各国のお客様の幅広いニーズに応えるため、社員一人ひとりの多彩な強みを大切にしています。多様性によってもたらされるロレアルならではの働き方に迫ります。

溪本 千里(タニモト チサト) 職種:セールス 入社年度:2005年

Q:ロレアルの強みは何ですか。

ロレアルの強みを一言で表すとすると“多様性”だと思います。多様性という言葉の裏には、国籍、キャリア、年齢等の様々な要因が含まれています。この多様性が生み出す仕事の生産性は測りしきれいと感じております。ロレアルでは若いうちからチャレンジをさせてもらえる、裁量権をもらえるといわれておりますが、それはこの多様性を強みとして持っているからこそできるのではないかと思います。例えば、海外で働く日本人は、外国の方よりも日本の文化、生活習慣、ニーズを理解しております。その利点を生かし、日本の強みを各国に発信できるよう、日本人を代表してチームを引率していきます。そこには会社からの信頼や尊重、そしてその人個人のバックグランドへの尊敬があるように感じます。ロレアルは失敗を恐れず、その人の今までの経験や、考えに大きな信頼を持って挑戦する機会をくれます。これは、この多様性が非常に重要、そして新しい価値を生み出すとロレアルは信じているからだと思います。

又、世界各国において、多様なブランドを展開している点も挙げられます。
人々のニーズは日々多様化・細分化しています。我々は多国籍なブランドを持ち合わせることでそのニーズを多数の販売チャネルや価格帯を利用し提供することができます。又、34個の主要ブランドを持ちながら、その国独自のニーズを満たすために展開する小さなブランドも保有しており、個々人のニーズを満たすことを大事にしていることを体現していることがわかると思います。

Q:外資系企業は「実力主義」というイメージですが、
実際どうなのでしょうか。

もちろん実力があることに越したことはありません。ただ、外資系であるロレアルはそれ以上に挑戦、そして分析し、考えたことを形にし、「最後までやりきる」ことを強く推奨していると感じます。結果が出せ、利益を生むことは会社にとって最大のミッションではありますが、ロレアルではイノベーション、チャレンジといった言葉がロレアルの文化に定着しており、その言葉の意味するところには、お客様をしっかり理解し、様々なニーズに応えられるよう、失敗を恐れず挑戦することを推奨しているように感じます。実力=利益を出すという考えだけではなく、何事にも恐れず挑戦し、最終的に結果につながるプロセスを大切にしているのではないでしょうか。

Q:日系メーカーとの違い、及び魅力について教えて下さい。

日系メーカーとの大きな違いは、やはりその多様性につきると思います。もちろん日本の市場では日本人が多くを占めていますが、フランス、韓国、中国など多くの国からも日本に来ております。現在私が働いている免税事業では、約30か国の人種から成り立っております。これは色々な国に事業所を持つ、外資系の強みなのではないかと思います。

外資系の魅力は、多様な文化に触れらる機会が多く、様々な考え方を吸収できるところだと思います。一例ですが、交渉において、単刀直入に伝える文化、日本のように義理人情が大切にされる文化、ロビー活動が必要な文化等、交渉をとっても様々なスタイルとを目の当たりにします。これは多様な文化が混ざりあっているからこそ経験できることだと思います。外資系には自分の可能性をインターナショナルに広げられる環境があります。

Q:就職活動をする学生へ一言

就活期間は長く、色々な壁、挑戦にぶつかると思いますが、成功も失敗も自分の人生の経験になります。失敗も成功の一つ、そういう気持ちで常に前向きに気持ちを持っていただきたいと思います。一つ就活の経験者として伝えられることがあるとすれば、就活をするうえで自分を今まで以上に見つめ直し、自分自身をしっかり理解すること、そして自分の強みをしっかり把握することが、本当に自分を必要としてくれる会社、やりたいことができる会社にめぐり合わせてくれると思います。あくまで経験談ではありますが、自分を知ることで自信が持て、言葉への重み、パッションを面接官に伝えられるようになります。

最後に、学生時代は後にも先にも今しかありません。就活&ライフバランスを大切に、学生時代にしかできないことを悔いないようにやりきってください。その経験が、社会人になってからのパワーとなり、モチベーションにつながると思います。皆様の成功を心より願っております。

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