毎年1月になると、スイス東部に2,000を超える「世界を代表するリーダー達」が収集される。
彼らは国境を越え「世界情勢の改善」に取り組む。
その中には100名の“YGL (Young Global Leaders)” と称された、若手が含まれている。
岩瀬大輔氏、山崎直子氏、南壮一郎氏、遠藤謙氏、中村俊裕氏
なぜ5人は若くして「YGL」に選ばれ、そして今、世界をどう捉えているのだろうか?
「その答えは就職活動を迎え、自分の将来を見つめ始めた学生達にきっと役に立つ」
そう確信した、ONE CAREERのKENは取材を試みた。彼らにぶつけた「共通の質問」は3つ。
あなたがもし日本の「内閣総理大臣」だとしたら、まず何をするか。
「理想のリーダー」は誰だと思うか。なぜか。
「天職」はあると思うか。
世界を引っ張る若い5人のリーダーは、果たしてどう答えたのか?
元世界経済フォーラムのオーガナイザーであるShun Nagao氏の全面協力によって実現した WORLD5特集、
ついに公開!
4月18日(火)より、順次公開!
Vol.1
ライフネット生命社長
岩瀬大輔
Vol.3
Xiborg代表取締役
遠藤謙
Vol.4
コペルニクCEO
中村俊裕
Vol.5
ビズリーチCEO
南壮一郎
Vol.0
コーディネーター
長尾俊介
EDITOR COMMENT
26歳で再び東京駅に立ち戻った私は、「瀕死の状態」にあった。
無職、独身、貯金7万円 ー
全財産のうち、4万円を財布に潜ませ私は夜行バスに揺られながら、再就職活動をしていた。資本市場的には「完全に瀕死」にあった。だが、私の目は全く諦めていなかった、「必ず、復活のチャンスはある」そう信じていた。
幼い頃から私は本の中で多くの知の巨人と出会い、1つの強固な座右の銘を手にしていた。それは「お金を失った時に、人生の半分を失う。だが勇気を失った時、人生の全てを失う」という言葉。つまり「勇気だけはあった」のだ。
世界にはもっと「逆転のチャンス」が必要だ。サラリーマンにも、起業家にも、研究者にも。だが、それは必ずしも自分自身だけが掴むべき類のものでもない。技術や技能を通じ、多くの人間にシェアできるものでもあるからだ。
トマ・ピケティが証明したように、今の資本市場は「金持ちを更に金持ちにする」構造にある。だが同時に、就職活動はやり方次第で持たざる者の「逆転を遂げるチャンス」にもなり得る。
その際一番重要なのは「勇気」だ。リーダーは世界に希望の光を灯す。挑戦する一歩を沸き起こす。将来を担う学生が、学生のうちにその情熱や熱意に触れる機会は必ずやプラスになると信じている。
世界を引っ張る日本人5名、ー 彼ら彼女らの言葉を聞いてみてほしい。
編集長KEN